2月3日に京都市東山区の清水寺に日想段を見に行った後、六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)に参拝しました。
六波羅蜜寺では、毎年節分の日に節分の行事が行われます。
ただ、今年は京都府にまん延防止等重点措置が出ていることから、規模を縮小して行事が行われました。
盛り上がりに欠ける境内
六波羅蜜寺には、京阪電車の清水五条駅から北東に約7分歩くと到着します。
本堂の前にある門は、いつも閉まっています。
たまに門が開くときがあるので、その時には、ここから境内に入りたいですね。
閉まっている門の少し南に入り口があります。
入り口を入ってすぐの場所には、建て替えられたばかりのお堂があります。
このお堂には、福徳自在、金運成就、技芸円満の福寿弁財天が祀られています。
都七福神めぐりの弁財天でもありますよ。
それでは、福寿弁財天にお参りをして福を授かりましょう。
弁天堂の近くには、一願石があります。
円形の石に等間隔で文字が刻まれており、その中に一つだけ金色のものがあります。
この金色の文字から、願いを込めながら3回まわします。
これで大いに福を授かれることでしょう。
六波羅蜜寺が建つあたりは、かつて平清盛の邸宅があった場所と伝えられています。
そして、弁天堂の北側には平清盛の塚があります。
平清盛の塚の右隣にあるのは阿古屋塚で、こちらも平家と関係がありますよ。
平清盛の塚の近くには、大きな仏像の頭があります。
この仏像の頭には、どういった意味があるのでしょうか。
隣には、たくさんの石仏も並んでいます。
境内の中央に朱色がきれいな大きな本堂が建っています。
例年だと、この本堂から豆まきが行われ、大いに賑わうのですが、今年は人の姿がまばらです。
ちなみに福豆は、午後3時から授与されることになっていましたが、それまでまだまだ時間があったので、福豆はいただきませんでした。
それでは、本堂にも上がってお参りをしましょう。
本堂の前のなで牛は、自分の体の悪いところを撫でるものですが、今は新型コロナウイルスの感染予防のため、心で撫でるようにとのことでした。
北側のお堂の近くでは、ナンテンが赤い実をたくさんつけていました。
北側のお堂の中には、銭洗弁財天や水掛不動尊が祀られています。
私は、以前に銭洗弁財天の金運のお守りを授かったことがありますよ。
そろそろ六波羅蜜寺から出ることに。
入り口の近くでは、参拝者の無事の帰宅を願う「無事かえる」が石に張り付いていますから、こちらも帰りがけに見ておきたいですね。
今年の節分の日の六波羅蜜寺は、例年のような活気がなく物足りませんでした。
来年は、盛大に豆まきが行われてほしいですね。
この後は、法住寺の節分会を見に行きます。
なお、六波羅蜜寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。