1月中旬に京都市上京区の京都御苑を散策した後、烏丸通を挟んだ西隣に建つ護王神社に参拝しました。
護王神社には、たくさんのイノシシがいるため、亥年の2019年は元日から多くの初詣客が押し寄せ、本殿にお参りするのに長蛇の列ができたとニュースで報じられていました。
私も以前に元日に護王神社に初詣に行ったことがありましたが、その時も、本殿にお参りするための行列ができていました。
なので、亥年の2019年の元日は大混雑するだろうと予想でき、1月中旬まで新年のお参りを遅らせた次第です。
イノシシ尽くしの境内
護王神社は、地下鉄丸太町駅から北に5分ほど歩いた辺りに建っています。
鳥居の前にやって来ると、外からでも境内が参拝者で賑わっているのがわかりました。
そろそろ人が少なくなっているだろうと思ったのですが、やはり亥年の護王神社は、1月中旬でも人が多いですね。
この様子だと、今年1年間、護王神社は大賑わいになりそうです。
2月3日には、護王神社で節分大祭が行われますが、おそらく、いつもの年よりも混雑するのではないでしょうか。
鳥居をくぐって境内に入ると、イノシシの大きな絵馬が掲げられた拝殿があります。
そして、拝殿の後ろには本殿が建っています。
本殿の前は、お参りする人が多いですね。
それでも、このくらいなら少ない方ですから、すぐにお参りできましたよ。
護王神社には、祭神として和気清麻呂(わけのきよまろ)が祀られています。
和気清麻呂は、弓削道鏡(ゆげのどうきょう)によって九州に左遷され、その道中で足が萎えてしまいました。
すると、どこからともなく、たくさんのイノシシがやってきて和気清麻呂の道案内をしたと伝えられています。
そのため、護王神社では、イノシシを霊猪として祀っています。
本殿の近くの願かけ猪には、願い事が書かれた座立亥串(くらたていぐし)が、たくさん奉納されていました。
普段から、座立亥串はたくさん刺さっていますが、今年はギュウギュウ詰めになっていました。
元日から、多くの参拝者が訪れたことがよくわかります。
本殿の南側には、子供守護と足腰守護の神さまが祀られています。
その社の前では、立ち上がったイノシシが「WELCOME」と彫られた木を持っています。
大きなイノシシの頭もありました。
まるで逆立ちしているようであります。
本殿前にある大きな足腰御守。
授与所で、足腰御守を授かれますから、1年間、元気に歩けるようにと願う方は授かっておくと良いでしょう。
境内の北側には、イノシシのはく製があります。
このイノシシは、大型犬くらいの大きさがあります。
以前に京都の街中をイノシシが走り回ることがありましたが、こんなに大きなイノシシに体当たりされたら大ケガしてしまいます。
イノシシのはく製の近くには、作り物のイノシシも展示されていましたよ。
こちらは、なで猪です。
どのようなご利益があるのかわかりませんが、体をしっかりとなでてから護王神社から出ました。
亥年の1月に護王神社にお参りをしたので、1年間、元気に京都を散策できそうです。
なお、護王神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。