6月中旬に京都市左京区の南禅寺の夏椿を見た後、北に歩いて哲学の道にやって来ました。
哲学の道は、春の桜が有名な散策路で、お花見シーズンになると大勢の旅行者や観光客の方で賑わいます。
でも、桜が終わると人は一気に少なくなり、のんびりと歩けるようになります。
梅雨の哲学の道も人が少なく、ゆっくりとアジサイを見て歩くことができます。
哲学の道のアジサイ
哲学の道の南側の入り口である若王子橋(にゃくおうじばし)近くにやって来ました。
若王子橋には、市バス停「南禅寺・永観堂道」から東に徒歩約7分で到着します。
橋の東側には、京都の熊野三山のひとつに数えられる熊野若王子神社があるので、哲学の道を散策する前にお参りしていくのも良いでしょう。
それでは、北に向かって哲学の道を歩きます。
カエデやその他の木々の青葉が、梅雨の雨のおかげか、生き生きしているように見えます。
哲学の道には、ネコがたくさん住んでいます。
1匹のネコと目が合いました。
でも、すぐに鳴きながら逃げていきました。
人に慣れているネコもいますよ。
ベンチに腰掛けながら、ネコの仕草を観察するのも良いでしょう。
ガクアジサイが咲いていました。
どうやら哲学の道のアジサイは見ごろに入っているようです。
薄紫色の西洋アジサイもきれいに咲いています。
奥にはガクアジサイがいっぱい。
哲学の道は、明治23年(1890年)に琵琶湖疏水分線沿いに作られた散策路です。
南北の長さは約1.8kmあります。
昭和43年(1968年)には地元住民の環境保全整備の声に京都市がこたえ、哲学の道として整備されました。
現在のような歩きやすい哲学の道になったのは、50年前からだったんですね。
大豊神社の入り口にやってきたので、参拝していきましょう。
大豊神社の参拝を終え再び哲学の道を北上。
散策路の所々でアジサイが咲いています。
哲学の道のアジサイは密集して咲いていません。
アジサイがきれいに咲いているなと思いながら歩いていると、アジサイがなくなります。
そして、アジサイはもう咲いていないのかなと思った頃にまたきれいに咲いたアジサイが現れます。
哲学の道を1km以上歩き、法然院の近くまでやって来ました。
ここで哲学の道の散策を終え、法然院に向かいました。
哲学の道をこのまま北にまっすぐ進むと銀閣寺に到着します。
今回は、銀閣寺まで行きませんでしたが、時間がある場合は銀閣寺にも立ち寄りたいですね。
なお、哲学の道の詳細については以下のページを参考にしてみてください。