銀閣寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
銀閣寺(慈照寺)
由緒
銀閣寺は、文明14年(1482年)から足利義政が造営を開始した東山殿が始まり。正式名称は慈照寺。山号は東山(とうざん)。宗派は臨済宗相国寺派。相国寺の山外塔頭(たっちゅう)。
長享3年(1489年)に観音殿(銀閣)が完成した。
延徳2年(1490年)に義政が亡くなると、その遺命により宝処周財(ほうしょしゅうざい)を迎えて東山殿は禅寺に改められ、義政の法号である慈照院から慈照寺と名付けられた。追請開山は無窓疎石。
その後、永禄元年(1558年)に兵火により、観音殿と東求堂(とうぐどう)を残して焼失する。
元和年間(1615〜1624年)、寛永年間(1624〜1644年)に修復が行われ、現在の寺観が整えられた。
なお、銀閣寺は平成6年(1994年)に世界文化遺産に登録されている。
ご利益
開運招福、家内安全
観音殿(銀閣)
通称銀閣と呼ばれる観音殿。一層目は書院造の心空殿、二層目は観音像を安置する潮音閣と呼ばれる。国宝に指定されている。
錦鏡池
観音殿の前にある池泉回遊式庭園の中心をなす錦鏡池(きんきょうち)。足利義政が西芳寺に学んで作庭を命じたもの。国の特別史跡、特別名勝に指定されている。
銀沙灘と向月台
庭園に白砂を敷き詰めた銀沙灘(ぎんしゃだん)。写真右の円錐形の盛り砂は、向月台(こうげつだい)。
方丈(本堂)
銀閣寺の方丈(本堂)。池大雅(いけのたいが)と与謝蕪村の襖絵がある。
東求堂
国宝の東求堂。足利義政の持仏堂で、現存する書院造の建物では最古のもの。堂内には、茶室の源流といわれる四畳半の間取りの同仁斎がある。
銀閣寺の所在地
〒606-8402
京都市左京区銀閣寺町2(地図)
銀閣寺への行き方
市バス「銀閣寺道」から徒歩約10分
※拝観料500円が必要。
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