光と香りが楽しめる京の七夕堀川会場・2017年

毎年8月の上旬は、旧暦の七夕ということで、京都市内の各所で「京の七夕」が行われています。

始まった当初は、堀川会場と鴨川会場の2会場だけでしたが、2017年には6会場で各種の行事が催されるところまで発展しました。

京の七夕は、京都の夏の風物詩として定着した感がありますね。

8月5日。

京都市中京区と上京区に設けられた堀川会場に行ってきました。

光の天の川

堀川会場は、8月5日から11日まで京の七夕が行われています。

点灯時間は19時から21時30分。

最寄駅は、地下鉄二条城前駅です。

二条城駅から北に5分ほど歩いた堀川会場の入り口にやってきました。

堀川会場入り口

堀川会場入り口

時刻は20時30分を回っていました。

訪れる時間が遅かったためか、人が少な目です。

毎年、堀川会場は混雑していたのですが、こんなに人が少ないのは初めてであります。

京都にゆかりのある企業や著名人のメッセージを掲載した大きな行灯が並びます。

並ぶメッセージ行灯

並ぶメッセージ行灯

メッセージ行灯の中では、香老舗松榮堂のものが七夕らしかったですよ。

松榮堂のメッセージ行灯

松榮堂のメッセージ行灯

堀川沿いを二条橋の近くまで歩いてきました。

2017年から新登場の「竹かご灯のゆらめき」です。

竹かご灯のゆらめき

竹かご灯のゆらめき

オレンジ色の灯りが、川に映ってゆらめいています。

二条橋の下は、香りのトンネルとなっていて、お香の上品な香りを楽しめるようになってました。

また、ここから北の竹屋町橋の下も香りのトンネルとなっています。

堀川会場の名物とも言える「光の天の川」です。

光の天の川

光の天の川

時間の経過とともに空の光が、青色や白色など様々な色に変化します。

例年、光の天の川近くは大変混雑するのですが、今年はここも人が少な目でしたよ。

天の川の下を歩く

天の川の下を歩く

天の川の下を歩いて北に向かいましょう。

光の友禅流し

光の天の川をすぎると七夕飾りが設置されています。

七夕飾り

七夕飾り

笹に吊るされた短冊には、願い事が書かれています。

ちなみに堀川会場の入り口付近では、京の七夕絵はがき短冊が1枚100円で販売されてますよ。

堀川会場のちょうど中間地点にやってきました。

ここでは、光の天の川と同じように人気のある「光の友禅流し」が見れます。

光の友禅流し

光の友禅流し

友禅の美しい模様が光に照らされ、さらに美しく見えます。

それにしても友禅はとても長いですね。

吊るされる友禅

吊るされる友禅

どれくらいの長さがあるのでしょうか。

2017年の友禅は、糸菊を花火に見たて、夜空に輝く花火と天の川をイメージしたものだそうです。

丸太町通の真下にやって来ると、「光のしずく」があります。

光のしずく

光のしずく

橋に吊るされた糸に球状のLEDがたくさん付いていて、その名のとおり、光がしずくとなって落ちてきているように見えます。

丸太町通の北側は「堀川かがり火のみち」となっています。

でも、夕立の影響から、かがり火の数は少な目でした。

なので、他の場所よりも、この辺りは暗かったですね。

それでも、暗い方が、火の粉が降るかがり火がよりきれいに見えましたよ。

かがり火

かがり火

堀川会場も終わりが近づいてきました。

チンチン電車の模型の展示です。

チンチン電車

チンチン電車

昔は、押小路通から二条通まで路面電車が走っていましたが、現在は、その面影は全くないですね。

堀川会場の出口付近では、大きな魚が吊るされていましたよ。

魚

堀川会場では、中ほどでお店が出ており休憩することもできました。

また、お酒の試飲もありました。

以前の堀川会場と比べて、2017年は落ち着いて歩くことができましたよ。

宿泊

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