3月24日に京都市上京区の本満寺と阿弥陀寺の桜の様子を見に行きました。
どちらも寺町通に面しており、それほど離れていない場所に建っています。
訪れる人がとても少ないので、のんびりと桜を観賞できるのが魅力的です。
本満寺の枝垂れ桜は咲きはじめ
まずは本満寺から。
京都御苑の北東に位置する本満寺は、京阪電車の出町柳駅と地下鉄の今出川駅が最寄り駅となります。
どちらからでも徒歩10分程度ですね。
近年、多くの人に知られるようになってきた本満寺の枝垂れ桜。
訪れた時期が早かったので、さすがに木全体のつぼみが膨らみ始めたばかりですね。
全体的に赤みを帯びてきているので、そろそろ開花しそうです。
と思ったら、近くで見ると、すでにちらほらと花が咲いていました。
この分だと、4月1日頃に見ごろを迎えるのではないでしょうか。
本満寺の境内にある妙見宮には、山桜もあります。
こちらも開花したばかりなので、見ごろは4月1日頃でしょうね。
阿弥陀寺の桃桜は終わりかけ
阿弥陀寺の山門に到着。
ここは、織田信長のお墓があることで知られています。
でも、普段は、参拝者がほとんどいません。
門をくぐった右側には、早咲きの桃桜があります。
もう見ごろを過ぎている状態で、これからは日を追うごとに花が散り、寂しくなっていきそうです。
近くに寄って桃桜を観賞。
やはり、終わりに近づいているので、花がしおれてきています。
桃桜は、とても開花が早い桜なので、3月20日までには見ておきたいですね。
十念寺
本満寺と阿弥陀寺の間には、十念寺というお寺が建っています。
門が開いていたので、少しだけお邪魔させていただきました。
十念寺には、珍しい形の本堂があります。
平成5年(1993年)に建てられた近代的な寺院建築だそうです。
今はこういったお寺の建物は珍しいですが、老朽化したお堂の建て替えで、近代建築に変わっていくお寺も増えていくかもしれませんね。
本堂の前には、枯山水庭園があります。
何となく本堂と似合っていないように思えますね。
でも、将来的には、こういった景観が主流になるかもしれません。
境内には、春の花もたくさん植えられていました。
その中でも、菜の花がとてもきれいに咲いていましたよ。
寺町通に面したお寺は、参拝者が少なく、落ち着きのある所が多いので、のんびりと京都散策をしたい方におすすめですよ。