2月3日に京都市左京区の聖護院の節分会に参加してきました。
その際、近くにある本家西尾八ッ橋さんで、無料接待が行われていたので、節分会が始まる前に立ち寄りました。
こういった無料接待が、京都の節分の楽しみのひとつなんですよね。
大勢の観光客でにぎわう無料接待所
本家西尾八ッ橋の本店は、京阪電車の神宮丸太町駅から東に10分ほど歩いた辺りにあります。
お店の前は、観光客の方でごった返し。
お店の外観は、京都の建物という雰囲気が漂っています。
お店の隣には無料接待の案内が出ていますね。
この案内を見て、接待所に入る人も多いことでしょう。
無料接待所は、長蛇の列。
入口では、餅つきも行われており、それを見物する人たちが、道路にはみ出していました。
車が通るので、餅つきを見る際は、無料接待所の中からにしないと危険です。
列に並ぶこと約3分。
きな粉餅とぜんざいが用意されたテーブルが設置されたところまでやってきました。
いただけるのは、どちらかひとつだけ。私は、ぜんざいをいただきましたよ。
アツアツのぜんざいは、体が温まります。
小豆の甘みがお餅に絡みつき、濃厚な味わい。
とろみのある小豆の汁は、ゆっくりと体の中に入っていくので、ジワジワと体内が温かくなっていきますね。
ごちそう様でした。
熊野神社の無料休憩所
場所は変わって、熊野神社の無料休憩所です。
熊野神社は、本家西尾八ッ橋の本店から5分ほど南西に歩くと建っています。
こちらの無料接待も本家西尾八ッ橋さんがやっています。
本店とは違って、こちらでは、アンコ入りの八ッ橋とお茶をいただきました。
抹茶の味とアンコの甘みが絶妙。
お茶も少し変わった味がします。何というのか、余韻が漂うというのでしょうか、口の中にいつまでも味が残ります。
おいしい八ッ橋とお茶をありがとうございました。
節分厄除なま八ッ橋
2ヶ所で無料接待をしていただいたのに何も買わないというのでは、心苦しいので、本店で買い物をすることにしました。
お店の中には、数種類の商品の試食ができるようになっていたので、いくつか食べてみることに。
節分の期間限定の懸想もちは、もちもちとした生地にあんこが包まれている、とても柔らかい食感です。
焼いた八ッ橋は、ニッキ、抹茶、黒ゴマがありました。
なま八ッ橋は、ニッキと抹茶の他に春仕様の桜色のものもありましたよ。
私が購入したのは、定番のなま八ッ橋。
節分厄除と書かれているので、厄払いになりそうです。
帰宅して包装を解くと、茶色い和風の箱が出てきます。
ふたを開けると、左右にニッキが2列ずつ並び、その間に抹茶が2列挟まれています。
八ッ橋の上にまぶされたきな粉が、食欲をそそります。
なま八ッ橋をそのまま食べるのもいいですが、冬場は、火であぶるのもおすすめの食べ方です。
オーブンで5分間焼いてみました。
固い八ッ橋になるかと思ったのですが、もちもちとした食感は変わりませんでした。
焼いた八ッ橋は、冷えた八ッ橋よりも味が軽くなります。
なので、すっきりとした甘さを楽しみたいなら、焼いてから召し上がった方が良いでしょう。
夏場は、アイスクリームをのせて食べるのも美味だとか。
節分厄除なま八ッ橋の気になるお値段は、2014年2月3日現在で400円です。
300g入ってこの値段はお手頃です。
たくさんの方に京都土産を買う場合なんかは、なま八ッ橋が、値段的にもボリューム的にも良さそうですね。
なお、なま八ッ橋は、本家西尾八ッ橋さんのホームページでも購入できますよ。