長らくお伝えしてきた京都市動物園探検記も今回の記事で最後です。
最後に向かったのは園内の南西にあるアフリカの草原です。
その名のとおり、ここにはアフリカの動物たちがたくさんいます。
カバ、シマウマ、ミーアキャット
アフリカの草原で最初に見たのはカバ。
京都市動物園にはツグミという名のメスのカバが1頭います。
1987年生まれとのこと。
そのツグミは、潜水中でした。
日中は水中や水辺で休むということなので、今はちょうどその時なのでしょう。
時折、頭が水面から出ますが、顔がわかるところまでは頭を上げませんね。
カバの隣にはグレビーシマウマがいます。
ライラとキララの2頭がいるそうですが、私が見た時は1頭だけでした。
グレビーシマウマは、アフリカ東部の乾燥した平原で、1頭のオスと数頭のメス、そして子供たちと群れをつくって暮らしているそうです。
アフリカの動物というと、おおきなものを想像しますが、小さい動物もいます。
その代表がミーアキャットです。
京都市動物園にいるミーアキャットは、オスのチックとメスのタック。
オリの中を覗くと、仰向けになってピクリとも動かないミーアキャットが。
なんて無防備なんでしょう。
ミーアキャットは地下にトンネルを掘って群れで暮らすそうです。
高い場所に見張り番を置き、危険を察知すると鳴き声で仲間に知らせるとか。
仰向けに寝ているミーアキャットは、危険を知らせる鳴き声があるまで、このまま寝続けるのかもしれませんね。
フラミンゴの群れ
さて、ミーアキャットを見た後は、フラミンゴのオリへ。
そのオリの上の方には、ホオアカトリという鳥がいました。
その名のとおり、頬のあたりが赤いですね。
オリの中には、たくさんのフラミンゴ
鏡が置いてあるので、実際の数よりもかなり多くいるように見えます。
フラミンゴには、コフラミンゴ、ベニイロフラミンゴ、チリーフラミンゴ、ヨーロッパフラミンゴなど様々な種類がいます。
アフリカの南部に多く住んでいるとのこと。
群れから少し離れたところにもちらほらとフラミンゴがいます。
速足でかけて行くのは、フサホロホロチョウ。
動きが速いので、何度も写真撮影に失敗しました。
それをわかってか、目の前で止まってくれたので、写すことができましたよ。
優雅に歩くキリンたち
京都市動物園で最後に見たのはキリンでした。
目の前で見るキリンは、とても背が高いですね。
でも、遠くにいるキリンは、体の線が細いせいか小さく見えます。
キリンの主食は木の葉。
他に花、果実、樹皮も食べるそうです。
父親のキヨミズ、母親のミライ、その子供のシウンがゆっくり優雅にオリの中を歩いています。
フェンス際にいるキリンを間近で見ると、やはり背が高いですね。
人間が手を伸ばしても届かないフェンスの上でも、キリンの顔なら届きます。
これだけ背が高ければ遠くの景色も見えることでしょう。
子供のシウンは、人と同じくらいの背の高さでした。
次に京都市動物園に来るころには、フェンスよりも高くなっているかもしれませんね。
時間があったので立ち寄った京都市動物園でしたが、たくさんの動物がいて、いろいろと見て回るのに2時間ほどかかりました。
普段、これだけ多くの動物を見ることはないので、とても新鮮で興味深い時間を過ごすことができましたよ。
京都市動物園探検記目次
- 京都市動物園探検記・カモ類とネコ科の動物編
- 京都市動物園探検記・シカと鳥類舎編
- 京都市動物園探検記・霊長目編
- 京都市動物園探検記・フクロウとアジアゾウ編
- 京都市動物園探検記・熱帯動物館編
- 京都市動物園探検記・おとぎの国編
- 京都市動物園探検記・アフリカの草原編