元日に京都市東山区の八坂神社に初詣に行ってきました。
八坂神社は、祇園の象徴ともいえる神社で、元日は大勢の参拝者が訪れます。
境内は大混雑するので、元日を避けて初詣に行くのが賢い選択ではあるのですが、久しぶりにどれくらい賑わっているのかを確かめるのも兼ねてお参りすることに。
本殿前は大混雑
八坂神社には、京阪電車の祇園四条駅から四条通を東に約5分歩くと到着します。
でも、元日は四条通の歩道が大勢の人で埋め尽くされるので、もっと時間がかかります。
私は、南側の歩道を歩いていましたが、北側の歩道の方が混雑がましな印象でしたよ。
八坂神社の西楼門前にやって来ました。

西楼門
歩道には、赤地に白い文字で「迎春」と書かれたのぼりが等間隔で立てられています。
それにいざなわれるように西楼門に吸い込まれる初詣客。
信号待ちをしている間にも、続々と西楼門をくぐっており、境内が混雑しているのが予想されます。
西楼門をくぐり参道へ。
両脇にずらっと並んだ露店からは、ジュージューと焼き鳥やホットドックが焼ける音。

大混雑の参道
香ばしい匂いが参道に漂うも、中央は初詣客に埋め尽くされ、食べ物を買うのが一苦労といった状態。
参道を抜けると左手に建つ大国主社の前にも行列ができていました。

大国主社
縁結びのご利益が有名な社で、大国さまと因幡の白うさぎの像も人気。
境内の中央、本殿と舞殿の前も、やはり大勢の初詣客で埋め尽くされていました。

本殿(左)と舞殿(右)
列は、舞殿の西側と東側から本殿に向かっています。
以前は、こんなに混んでなかったと思うのですが。
とりあえず、参道から遠い東側の列が手薄な印象だったので、こちらに並ぶことに。
舞殿の南側には、新春の気分を盛り上げるかのように掲げられた午年の大きな絵馬。

午年の絵馬
制作したのは諫山宝樹さんですね。
丸っこい柔和な顔の神職が白い馬を引いているのが、かわいらしい。
列が進むのがゆっくりで、なかなか本殿前にたどり着きません。

本殿前
それでも、15分も並ばずお参りできたのは意外。
八坂神社の祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、八柱御子神(やはしらのみこがみ)。
素戔嗚尊は、厄除で知られている神さまですから、厄年を迎える方はしっかりお参りして、災いが身に降りかからないよう、お願いしておきましょう。
元日の境内
本殿にお参りを済ませ、境内を歩きます。
人が多くて、限られた場所にしか行けませんが、まずは東側へ。
2025年10月にお披露目となったトーテムポールのような祇園社青龍石柱は、口から煙を吐き、ゲームに出てくるドラゴンのよう。

祇園社青龍石柱
煙は、本殿下の龍穴に湧く神水と祇園祭発祥の地である神泉苑の閼伽水から生まれた青龍神水によるミスト。
元日は、最高気温が10度を下回る寒さだったので、ミストの前に行くと体が冷えそうだなと思ったのですが、意外と冷たさを感じません。
お湯からミストを作っているのでしょうか。
7月の祇園祭では、大活躍まちがいなし。
八坂神社では、令和の祇園勧神院復元事業が行われており、祇園社青龍石柱も令和の祇園勧神院復元事業支援者一同による奉納とのこと。
明治に神仏分離令が出される前までは、八坂神社はお寺と神社が一体で、祇園社や祇園勧神院と呼ばれていました。
令和の祇園勧神院復元事業は、かつての祇園勧神院時代の信仰を復元するものとして、現在、進められています。
今年は午年なので、本殿の裏に建つ神馬舎も見ておきます。

神馬舎
中には、白い馬と赤い馬が2頭いますが、どちらも木製。
明治8年(1875年)までは本物の神馬がいたそう。
正月7日に白馬を見ると年中邪鬼を除くと言われており、これは宮中の白馬節会(あおうまのせちえ)にならったものです。
かつては、青馬でしたが、白馬に変わった今でも、「白馬」と書いて「あおうま」と読みます。
境内の東側に建つ美御前社(うつくしごぜんしゃ)の前にも、列ができていますね。

美御前社と行列
こちらも、美人祈願の社として人気があり、女性の参拝者が目立ちます。
みなさん、元日にお参りしたことで、大いにご利益を授かれることでしょう。
北東角の鳥居から外に出て円山公園に入ります。

円山公園
円山公園も、元日から大勢の人で活気がありました。
露店も出ており、何枚もポテトを挿した串を持ち歩く人の姿が見られましたよ。
元日の八坂神社は、初詣客で大賑わいでした。
2日以降、少しずつ人が少なくなってくるでしょうが、9日と10日には祇園のえべっさんが行われるので両日はまた混雑すると思われます。
9日には午後3時から四条通で蛭子船巡行も行われるので、この日に初詣を兼ねてお参りするのも良いですね。
なお、八坂神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。