梅と椿が咲く檀王法林寺・2025年

3月上旬。

京都市左京区の檀王法林寺(だんのうほうりんじ)に参拝しました。

檀王法林寺は、三条大橋の近くに建つ浄土宗のお寺です。

参道には、多くの椿が植わっており、冬の終わりから春にかけて様々な色の花を咲かせます。

また、境内には梅も植えられており、こちらもそろそろ見ごろを迎えている頃です。

参道の椿が見ごろ

檀王法林寺は、地下鉄の三条京阪駅、または、京阪電車の三条駅から地上に出てすぐの場所に建っています。

三条通に面する三条門の前に到着。

三条門

三条門

掲示板には、「雪中に 佛のみ名を唱うれば つもれる罪も やがて消えぬる」と書かれていました。

冬も終わりを迎え、雪が融けるとともに気持ちも清々しくなっていきます。

三条門をくぐって参道へ。

参道の奥に見えるのは楼門です。

参道

参道

楼門に向かって参道を歩いていくと、左側で椿が真っ赤な花をたくさん咲かせていました。

赤色の椿

赤色の椿

花びらがびっしり詰まった花ですね。

隣にはピンク色が可憐な椿も咲いていました。

ピンク色の椿

ピンク色の椿

真っ白な椿は、まだ咲き始めたばかりのようで花数が少なめでした。

白色の椿

白色の椿

他にも、花の中心に花びらが詰まった真っ赤な椿も咲いていましたよ。

日光(じっこう)でしょうか。

満開の白梅

楼門を過ぎて右奥に建つ本堂へ。

本堂

本堂

それではお参りをしましょう。

本堂の東側に建つお堂の玄関前には、白梅と紅梅が1本ずつ植わっています。

白梅は、真っ白な花をたくさん咲かせ満開になっていました。

玄関前の白梅

玄関前の白梅

枝先に白色の花がびっしりと咲いていますね。

紅梅も枝先に多くの花を咲かせていましたが、散り始めているようでした。

玄関前の紅梅

玄関前の紅梅

事務所前のプランターに植わっている紅梅は、まだ背が低いですが、八重の花をがんばって咲かせていましたよ。

事務所前の紅梅

事務所前の紅梅

大きく生長すれば、枝も外に張り出し、玄関前の白梅のようになるのでしょうね。

檀王法林寺には、保育園もあり、子供たちの元気な声が聞こえてきました。

明るくなってきた空と子供たちの声が春の到来を感じさせます。

帰りは、西側の川端門から出ることに。

川端門

川端門

川端門の近くには、桃桜が植えられているのですが、まだ開花していませんでした。

桃桜は唐実桜(からみざくら)の別名で、毎年3月上旬に咲き始め中旬に見ごろを迎えます。

今年は梅の開花が遅く、同じように早咲きの桜の開花も遅れているようですね。

本堂前にはヤマザクラも植わっていますが、開花はまだ先です。

なお、檀王法林寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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