梅と椿が咲く相国寺・2025年

3月上旬に京都市上京区の京都御苑に梅を見に行った後、北にある相国寺(しょうこくじ)に参拝しました。

相国寺にも梅が数本植えられており、毎年2月中に見ごろを迎えます。

今年の京都の梅は、開花が遅かったため、相国寺の梅も3月に入って見ごろを迎えているだろうと思い訪れた次第であります。

少し春らしくなった境内

相国寺には、地下鉄の今出川駅から東に約5分歩くと到着します。

相国寺の総門の前にやって来ました。

総門

総門

この日は、曇ったり晴れたりの天気でしたが、相国寺を訪れた時は晴れていました。

総門をくぐって北に歩いていくと、左手に池があります。

池

毎年夏になるとハスが咲きますが、今の時期は何もなく、ただ水が張られているだけです。

何もない池を見ると、寒く感じますね。

境内の中央に建つ法堂(はっとう)

法堂

法堂

それでは、法堂にお参りをしましょう。

相国寺では、3月23日から6月1日まで、春季の特別公開が行われ、法堂、方丈、開山堂を拝観できます。

法堂を拝観した際は、天井の龍をしっかり見ておきたいですね。

拝観料は1,000円です。

境内のやや東側に建つ鐘楼付近にやって来ました。

ここには、白梅と椿が植えられています。

鐘楼付近

鐘楼付近

白梅は、花数が意外と少ないですね。

白梅

白梅

もう散り始めているのかと思ったのですが、まだつぼみが残っていたことから、これからもっと咲くようですね。

白梅の隣には椿も植えられています。

椿

椿

椿はたくさん花が咲いていましたよ。

椿のアップ

椿のアップ

ただ例年より少ないように感じますね。

背の高い椿で、木の上の方にたくさんの花を咲かせますから、下を向いて歩いていると花に気づかず素通りしてしまいます。

白梅の枝先と瓦屋根。

白梅と屋根

白梅と屋根

枝先は割と多くの花が咲いていますね。

参道を東に向かって歩くと、塔頭(たっちゅう)の林光院があります。

その林光院の塀際では、白梅がたくさんの花を咲かせ満開になっていました。

林光院の白梅

林光院の白梅

林光院の白梅は、毎年、見事な咲きっぷりですね。

普段、非公開で外から塀越しに見上げるしかできないのが残念ですが、それでも、これだけたくさんの花を咲かせる梅を見られるのは貴重です。

向きを変えて、白梅を見上げます。

見上げる白梅

見上げる白梅

空に雲が多く、花の白色と雲の白色が重なって、美しさがわかりにくい写真になってしまいました。

この白梅は、ぜひ、実際に見に行ってほしいですね。

3月上旬の相国寺は、まだ冬の寒さが残っていましたが、梅と椿が咲き、少し春を感じられました。

でも、本格的な春の到来はもう少し先になりそうです。

なお、相国寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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