12月中旬に京都市左京区の糺の森の紅葉を見た後、河合神社(かわいじんじゃ)に参拝しました。
河合神社は、下鴨神社の摂社で、糺の森の南西に鎮座しています。
美人祈願の社として有名で、参拝者の多くは女性です。
イチョウは散るも紅葉は見ごろ
河合神社には、京阪電車の出町柳駅から北西に約7分歩くと到着します。
南側から糺の森に入り、紅葉橋を西に渡った先に河合神社の鳥居があります。
その鳥居の近くに植わっているイチョウは、ほとんどの葉を散らし、地面には黄色いじゅうたんができあがっていました。
鳥居をくぐり神門の前へ。
そして、神門をくぐり境内に入ります。
正面には、拝殿が建っています。
普段は、参拝者が多い河合神社ですが、この日は、比較的すいていました。
12月に入り、京都市内は旅行者や観光客が少なくなっています。
拝殿の前には、鏡絵馬が奉納されていますよ。
鏡絵馬に化粧を施して美人祈願をするのが、河合神社の珍しいところであります。
以前は、本殿の横にだけ鏡絵馬が奉納されていたのですが、拝殿の前にも奉納されるようになったんですね。
それだけ、多くの参拝者が訪れているということでしょう。
南東角の塀際には、先ほど見たイチョウが植えられており、その足元はもっと黄色くなっていました。
拝殿の後ろに本殿があるのでお参りをしましょう。
河合神社は、美人祈願だけでなく、安産、育児、縁結びのご利益も授けてくれますよ。
境内の西側の塀際にはカエデが植えられています。
六社(むつのやしろ)の苔むした屋根と一緒に見る紅葉は、しみじみとした趣がありますね。
西側の門から境内の外に出ます。
こちらから見る紅葉も、情緒的であります。
糺の森の中は日が入りにくいためか、真っ赤に色づくモミジは少なめです。
そのため、オレンジ色や黄色のモミジが多いのが特徴的です。
真っ赤なモミジよりも、様々な色が混ざり合ったモミジの方が晩秋らしさを感じますね。
再び神門の近くに戻って来ました。
枝が目立ち始めたイチョウを見ると、秋の終わりを感じますね。
今年の京都の紅葉は遅かったですが、さすがに12月中旬になると終わりを迎えているところが多くなっています。
河合神社の紅葉は、12月25日頃までは見られそうな感じでしたが、このところの寒さで多くの葉を散らしているかもしれません。
この後は、寂光寺に紅葉を見に行きます。
なお、河合神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。