紅葉が遅れている真如堂・2024年

11月中旬に京都市左京区の金戒光明寺に紅葉を見に行った後、北隣に建つ真如堂(しんにょどう)に参拝しました。

真如堂は四季折々の風景を楽しめるお寺として人気を集めており、晩秋も紅葉狩りに訪れる旅行者や観光客の方をよく見かけます。

境内全体にカエデがたくさん植わっており、見ごろを迎えるとどこも赤色になります。

緑が目立つ境内

真如堂には、市バス停「錦林車庫前」から東に約5分歩くと到着します。

今回は、金戒光明寺の墓地から真如堂に向かったので、南東角から境内に入ります。

真如堂の紅葉は、まだ始まったばかりですね。

南東角の紅葉

南東角の紅葉

今年の京都は、猛暑の影響か、どこも紅葉が遅れています。

特に真如堂は例年よりも1週間以上遅れているように見えます。

本堂の裏側、萬霊堂付近のカエデはほとんど緑色。

萬霊堂付近

萬霊堂付近

日当たりがあまり良くない場所なので、毎年紅葉が遅めなのですが、それでもこんなに紅葉していないとは思いませんでした。

本堂の前にやって来ました。

本堂

本堂

まずはお参りをしましょう。

本堂わきの紅葉。

本堂わきの紅葉

本堂わきの紅葉

こちらは、境内でも割と色付きが早いようです。

三重塔の前に植えられている花の木も、今年は紅葉が遅れています。

三重塔

三重塔

花の木は、カエデよりも紅葉するのが早めなんですけどね。

私が真如堂に来た頃から、空が曇り始め、境内が薄暗くなってきました。

本堂の北西にある弁天池の周囲の紅葉。

弁天池の紅葉

弁天池の紅葉

こちらも、まだ黄緑色が目立ちます。

境内では、ツワブキが黄色い花を咲かせていました。

ツワブキ

ツワブキ

この時期は、ツワブキも咲くので、紅葉ばかり見ずに足元のツワブキにも注目してみましょう。

三重塔の真下にやって来ると、真っ赤に色づいたモミジがありました。

真っ赤なモミジ

真っ赤なモミジ

見事な赤色ですよ。

境内全体がこのような赤色になった時に訪れたかったですね。

なかなか、すべてのカエデが真っ赤になるということはないのですが。

参道のカエデも、ほとんどが緑色。

参道のカエデ

参道のカエデ

足元のコケと同じような色をしています。

北側の出口に向かう参道のカエデは、上の方だけ赤くなっていました。

北側の参道

北側の参道

日差しが当たりにくい枝の葉は、薄黒い緑色。

この辺りは、紅葉しても真っ赤になりにくそうですね。

11月中旬の真如堂は、まだ紅葉し始めたばかりでした。

11月20日頃から一気に気温が下がってきたので、紅葉の進みが早くなりそうですが、それでも、見ごろを迎えるのは11月27日頃になるのではないでしょうか。

萬霊堂付近の紅葉は、12月10日頃まで楽しめそうですよ。

なお、真如堂の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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