4月初旬に京都府乙訓郡大山崎町の宝積寺に桜を見に行った後、10分ほど歩き大山崎山荘美術館を訪れました。
大山崎山荘美術館は、アサヒビールなどのアサヒグループが運営しています。
美術館の建物に入るには入場料が必要ですが、庭園に入るだけなら無料です。
春になると庭園では桜が咲くことから、今回はその桜を見るため大山崎山荘美術館を訪れた次第であります。
散り始めの枝垂れ桜と咲き始めのソメイヨシノ
大山崎山荘美術館には、JR山崎駅から北に約10分歩くと到着します。
阪急電車の大山崎駅からだと、北に徒歩約15分です。
どちらの駅からも、シャトルバスが出ているので、こちらを利用するのが便利ですよ。
大山崎山荘美術館の入り口にやって来ました。
小さなトンネルをくぐり、遊歩道を歩いていきます。
大山崎山荘美術館は天王山の中腹にあるため、近代的な建物が視界に入らず、自然の中を歩いている気分になります。
上り坂の脇に植えられている枝垂れ桜は満開ですね。
でも、ひらひらと花びらが舞っていたことから、散り始めのようであります。
坂道を上り芝生広場にやって来ました。
芝生広場にはソメイヨシノが数本植えられているのですが、どれも咲き始めでした。
京都のソメイヨシノの開花は3月29日でしたが、大山崎山荘美術館は、2日ほど遅くに開花したのではないでしょうか。
比較的花数が多かったソメイヨシノでも3分咲きくらいで、訪れる時期が少し早かったようです。
先ほど見た枝垂れ桜の下にやって来ました。
空が曇り出してきたので、薄暗い写真になってしまい、枝垂れ桜の美しさが伝わらないですね。
庭園では、ヤマブキも黄色い花を咲かせていましたよ。
池の周囲は、まだ冬のような景色。
少しずつ木々に葉が付き始めていますが、新緑がきれいになるのは4月中旬以降でしょうね。
立ち上がったウサギ越しに見る枝垂れ桜。
このウサギは、「ボールをつかむ鉤爪の上の野兎」という作品です。
ボールを足の爪で鷲掴みするようにウサギが立っていますよ。
芝生広場全体を眺めます。
枝垂れ桜の下では、気持ち良さそうにお花見を楽しんでいるグループがいました。
庭園内では、桜だけでなくボケも咲いていますよ。
ユキヤナギも白色の小さな花を無数に咲かせていました。
ユキヤナギも春には見ておきたいですね。
大山崎山荘美術館では、4月初旬にソメイヨシノが咲き始めたばかりでした。
ソメイヨシノの見ごろは、4月6日以降になりそうです。
枝垂れ桜は、ソメイヨシノが見ごろを迎える前に多くの花を散らしているのではないでしょうか。
この後は、山崎聖天に桜を見に行きます。
なお、大山崎山荘美術館の詳細については以下のページを参考にしてみてください。