3月中旬に京都市東山区の智積院に梅を見に行った後、北に約5分歩き、新日吉神宮(いまひえじんぐう)に参拝しました。
新日吉神宮には、菅原道真を祀る飛梅天満宮があります。
菅原道真が祀られている神社には、梅が植えられていることが多く、飛梅天満宮の前にも数本の梅が植わっています。
見ごろを過ぎた梅
新日吉神宮には、京阪電車の七条駅から東に約12分歩くと到着します。
市バス停「東山七条」からだと、東に徒歩約5分です。
智積院の北側にある女坂を東に上り、新日吉神宮の入り口にやって来ました。
鳥居の先には、朱色の楼門。
青空の下で見る楼門は、朱色がより美しく見えますね。
楼門をくぐった先には拝殿が建っています。
拝殿の前には、ソメイヨシノが植えられているのですが、まださすがに開花していません。
拝殿の後ろの石段を上った先に本殿があるのでお参りをします。
新日吉神宮は、永暦元年(1160年)に後白河上皇が法住寺殿の鎮守として近江の日吉山王社より比叡山の守護神と日吉大社の神々を勧請(かんじょう)したのが始まりです。
後白河天皇も祭神として祀られていますよ。
本殿近くには、2体の大黒さまと1体の恵比須さまもしらっしゃいます。
新日吉神宮には、大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られていますが、別名を大国主命(おおくにぬしのみこと)といいます。
この大国主命が大黒さまとされているんですね。
恵比須さまがいらっしゃるのはなぜなのでしょうか。
本殿にお参りをした後は、その北側にある飛梅天満宮へ。
鳥居の足元の置かれたプランターでは、薄いピンク色の枝垂れ梅が咲いていました。
でも花数は少なくなっており、そろそろ見ごろを終えようとしていました。
地面に植わっている枝垂れ梅は、完全に散っており寂しい姿に。
今年の京都は梅の開花が早かったので、遅咲きの枝垂れ梅も例年より早くに咲き始めたみたいです。
そのため、終わるのも早まっていますね。
社殿近くの紅梅は、わずかに花を残していました。
新日吉神宮の梅は、3月中旬で終わりを迎えようとしていました。
他の京都の梅の名所も、そろそろ見ごろを終えているところが多くなっていそうです。
この後は、妙法院に参拝します。
なお、新日吉神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。