1月中旬に大将軍神社に参拝した後、北東に約5分歩き、京都市左京区の満足稲荷神社に参拝しました。
満足稲荷神社は、かつては伏見城に祀られており、豊臣秀吉に信仰されていました。
秀吉が出世を祈願し、かなえられたというお稲荷さんですから、大いにご利益がありそうですね。
無人の境内
満足稲荷神社には、地下鉄の東山駅から北に約2分歩くと到着します。
境内の南側には、石造りの鳥居が立っています。
石造りの鳥居の後ろには、朱色の木造りの鳥居も見えます。
鳥居をくぐって境内に入ります。
満足稲荷神社は、境内がそれほど広くありません。
中央に拝殿が建っているので、さらに狭く感じます。
拝殿の前には、お稲荷さんらしく、狛狐がいますよ。
こちらのキツネは、稲穂をくわえていますね。
拝殿には、正月らしく辰年の絵馬も置かれていました。
キツネが、龍に吠えているのが独特であります。
境内の西側の手水鉢の水が白くなっていました。
よく見ると、手水鉢の底に白色の砂のようなものが敷かれていました。
白砂なのか塩なのか、よくわからないですね。
遠目で見ると、水が凍っているのかと思いましたよ。
拝殿の後ろに建つ本殿にお参りをしましょう。
主祭神は、倉稲魂大神(うがのみたまのおおかみ)です。
お稲荷さんと言えば商売繁盛ですが、他に家内安全、厄除、開運、良縁のご利益も授けてくれるそうです。
この際だから、全てお願いしておきましょう。
休憩所には、冬らしく火鉢が置かれていました。
三箇日は、この火鉢で暖を取れたのでしょうね。
京阪神の百名木の一つに数えられるご神木のモチノキ。
樹齢400年とのこと。
モチノキの隣には、岩神さんと呼ばれる大きな岩が祀られています。
岩神さんをさすり、頭を撫でると頭が良くなり、痛いところ悪いところをさすると治ると言い伝えられています。
岩神さんも、しっかりとさすっておきました。
きっと全身がリフレッシュしたことでしょう。
境内に奉納されている朱色の絵馬には、キツネが描かれています。
この絵馬も、お稲荷さんらしいですね。
そろそろ満足稲荷神社から出ましょう。
私が境内にいる間、訪れる人はいませんでした。
交通量が多い東大路通が隣にあるので静かではありませんでしたが、無人の境内でお参りをすると心身が清められたような気がしましたよ。
この後は、平安神宮に参拝します。
なお、満足稲荷神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。