秋らしくなってきた乃木神社の境内・2023年

10月上旬に京都市伏見区の御香宮神社に参拝した後、東に約10分歩き乃木神社を訪れました。

乃木神社は、大正5年(1916年)に創建された陸軍将軍の乃木希典(のぎまれすけ)を祀る神社です。

京都市内には、創建から1000年以上の歴史を持つ神社がいくつもあるので、乃木神社は比較的新しい神社といえます。

カエデが赤くなり始める

乃木神社には、JRの桃山駅から東に約5分歩くと到着します。

近鉄電車の桃山御陵前駅と京阪電車の伏見桃山駅からだと東に徒歩約15分です。

乃木神社の神門の前にやって来ました。

神門

神門

神門をくぐって参道へ。

参道

参道

境内の萩は、赤色の小さな花をたくさん咲かせていました。

萩

京都は9月までは真夏のような気温でしたが、10月に入り、一気に秋らしい気候となりました。

乃木希典の胸像。

乃木希典の胸像

乃木希典の胸像

近くの萩も見ごろですね。

神門の近くの慰霊碑付近では、カエデが赤く色づき始めていました。

慰霊碑とカエデ

慰霊碑とカエデ

最近の気温の落ち込みで、紅葉が一気に進んできた感じですね。

とは言え、京都の紅葉の見ごろは、11月中旬以降ですから、真っ赤なモミジが見られるのはまだ先です。

夏の名残のサルスベリ。

サルスベリ

サルスベリ

向こうには、かわいらしいお地蔵さまがいらっしゃいましたよ。

拝殿の前にやって来ました。

拝殿

拝殿

拝殿の奥に本殿が建っているので、お参りをしましょう。

乃木神社は、勝運のご利益を授けてくれますから、何かの競技に出場する方は必勝祈願をしておくと良いでしょう。

拝殿脇からは、勝水が湧き出しています。

勝水

勝水

勝水は、かつてこの付近にあった伏見城と水源を同じくする名水です。

参拝者は、勝水を手水として使うことで、家内安全、健康長寿のご利益を授かることができると伝えられています。

勝水は、枯渇したこともありましたが、平成18年(2006年)に復活しました。

飲用ではないので、飲まないでください。

勝水の隣には、全てに勝ちま栗の祠もあります。

全てに勝ちま栗

全てに勝ちま栗

中には、石でできた栗が祀られています。

栗の中央には、「勝」と記されていますよ。

こちらにも、必勝祈願をしておきたいですね。

拝殿脇のカエデも、葉が赤くなり始めていました。

カエデと拝殿

カエデと拝殿

1週間前までは、夏が終わらないなと思っていたのですが、一気に気温が下がり秋らしくなりましたね。

乃木神社は、紅葉がきれいですから11月に参拝するのがおすすめですよ。

この後は、明治天皇伏見桃山陵を訪れます。

なお、乃木神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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