ツツジとカキツバタが咲き、新緑がきれいな金戒光明寺・2023年

5月初旬に京都市左京区の要法寺に参拝した後、北東に約15分歩き、金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)を訪れました。

金戒光明寺は、浄土宗四ヵ本山の一つに数えられる寺院で、黒谷に立派な建物を持っています。

今の時期は、境内のいたるところで新緑を見られ、初夏の景色を楽しむことができます。

ツツジとカキツバタ

金戒光明寺には、京阪電車の神宮丸太町駅から東に約15分歩くと到着します。

市バスだと、「岡崎神社前」で下車して北に3分ほど歩けば金戒光明寺の南門に到着するので、こちらの方が楽ですね。

南門をくぐってすぐの場所にある墓地の前では、きれいに刈り込まれたツツジが、赤色の花をたくさん咲かせていました。

墓地のツツジ

墓地のツツジ

ツツジは、見ごろですね。

墓地から少し北に歩くと蓮池があります。

蓮池

蓮池

蓮池の端の方ではキショウブが咲いていました。

キショウブ

キショウブ

カキツバタも紫色の花を咲かせていますね。

カキツバタ

カキツバタ

蓮池では、カモも気持ち良さそうに泳いでいましたよ。

ちなみに金戒光明寺の蓮池は、兜の池とも呼ばれています。

境内の新緑

蓮池の近くの坂道沿いに植えられているカエデが、黄緑色の若葉をたくさん付けていました。

坂道の新緑

坂道の新緑

青空を背景に見るカエデの新緑は、なんとも爽やかであります。

蓮池から西に歩き、山門の前にやって来ました。

山門の下でも、ツツジがたくさんの花を咲かせていましたよ。

山門とツツジ

山門とツツジ

石垣も立派ですね。

金戒光明寺は、幕末に京都守護職の会津藩が宿所としたお寺です。

境内は、城郭を思わせるような造りとなっており、それが会津藩の宿所に選ばれた理由でしょう。

山門をくぐった先の石段脇の新緑も鮮やかな黄緑色。

新緑と納骨堂

新緑と納骨堂

上の建物は、納骨堂です。

石段を上った正面には御影堂(みえいどう)が建っています。

御影堂の中に入ってお参りをできますが、今回は、納骨堂の近くに建つ阿弥陀堂にお参りをしました。

阿弥陀堂(左)と納骨堂(右)

阿弥陀堂(左)と納骨堂(右)

中には、金色の大きな阿弥陀さまがいらっしゃいますよ。

茶所の近くの手水鉢の縁には、いつものようにたくさんのアヒルがいました。

手水鉢とアヒル

手水鉢とアヒル

手水鉢の中にもアヒルがいたり、花が飾られていたりすることがあるのですが、この日は水が張られているだけでした。

北側の参道の新緑もきれいですね。

参道の新緑

参道の新緑

無人の参道を新緑を見ながら歩いていると、清々しい気持ちになります。

5月初旬の金戒光明寺は、人が少なく静かに参拝できました。

5月いっぱいは、透き通るような新緑を見られるので、ぜひ、この時期に金戒光明寺を訪れてください。

この後は、真如堂に新緑を見に行きます。

なお、金戒光明寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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