4月中旬に京都市上京区の京都御苑に八重桜を見に行った時、新緑も見て歩きました。
京都御苑は、紅葉の名所ということもあり、カエデが多く植えられています。
カエデは、桜が咲く頃から若葉をつけ始め、5月いっぱいは黄緑色の透明感のある新緑を楽しむことができます。
緑がいっぱいの京都御苑
京都御苑は、地下鉄の丸太町駅または今出川駅で降りてすぐの場所にあります。
どちらの駅で降りても構いませんが、京都駅から近いのは、丸太町駅です。
京都御苑に入ると、どこも緑がいっぱいでした。
砂利道の脇に植えられているカエデは、たくさんの若葉をつけています。
他の木々の葉と比較すると緑色が薄めです。
その若葉を間近で見ると、小さな花がたくさん咲いていました。
カエデの花が見られるのも、この時期ならではですね。
芝生の上を歩きます。
上も下も、緑色がいっぱい。
出水の小川の近くでは、ヤマブキが黄色い花を咲かせていました。
緑の中に黄色い花が咲いていると目立ちますね。
4月中旬から下旬にかけては、京都市内でヤマブキの花を見かけることがあります。
ちなみにヤマブキは、西京区の松尾大社が有名ですよ。
カエデの木の下から新緑を見上げます。
この時間帯は、曇っていたので、若葉がしっとりとして見えました。
京都御所の塀と一緒に見る新緑。
京都御所は、基本的に月曜日以外は無料で拝観できます。
カエデは少ないですが、立派な建物を見られますよ。
京都御苑内の西側にある宮内庁京都事務所にやって来ると、空が晴れてきました。
ここに植えられているカエデの新緑は、太陽に照らされ、鮮やかな黄緑色に輝いていました。
やっぱり、新緑は、晴れている時に見るときれいですね。
宮内庁京都事務所の建物近くでは、背が低いツツジも、赤色の花をたくさん咲かせていましたよ。
今年は、ツツジの開花が早いです。
キリシマツツジは、毎年ゴールデンウィーク頃に見ごろを迎えるのですが、今年は、4月下旬で見ごろを終え始めています。
京都御苑内の北側の近衛邸跡にやって来ました。
糸桜は、花が散り、全身黄緑色になっています。
もう初夏の姿であります。
近衛池のほとりの背が低いカエデの新緑がきれいでした。
池の水と一緒に見ると、清涼感がありますね。
京都御苑は、4月中旬にきれいな新緑を見られるようになっていました。
カエデは、暑くなっていくに従い、葉が濃い緑色になっていきますから、黄緑色の透明感のある若葉を見るなら、5月中には訪れた方が良いでしょう。
なお、京都御所の詳細については以下のページを参考にしてみてください。