2月3日に京都市東山区の八坂神社に節分祭の今様奉納を見に行った後、知恩院を訪れました。
知恩院は、八坂神社の北東にあるお寺で、浄土宗四ヵ本山の一つに数えられています。
境内には、豪壮な建物が多数あり、東山に観光で訪れた際は知恩院にも立ち寄って、これらの建物も見ておきたいですね。
池の水が氷になる
知恩院には、地下鉄の東山駅から南に約7分歩くと到着します。
知恩院の入り口には、京の三大門の一つである大きな三門が建っています。
いつ見ても巨大な三門。
柱も、とても太いです。
三門をくぐった先に急な石段の男坂があります。
男坂を上るのはきついので、南側の女坂から境内に入ることに。
境内の中央には、浄土宗の開祖の法然上人を祀る大きな御影堂(みえいどう)が建っています。
それでは、御影堂にお参りをしましょう。
今回は、外からお参りしましたが、御影堂の中に入ってお参りすることもできますよ。
御影堂の西側に植えられているフユザクラは花がほとんど散っていました。
代わりに白梅がちらほらと咲き始めていましたよ。
御影堂の正面に建つ寶佛殿の屋根には、まだ雪が残っていました。
京都は、1月下旬に雪が降り、その後も寒い日が続いたため、雪が融けるのに時間がかかっています。
寶佛殿の東側の池では、氷が張っていました。
まるでスケートリンクのようになっています。
試しに小石を投げ入れたのですが、氷に跳ね返されてしまいました。
かなり厚い氷に育っていますね。
池から北に歩き、智慧乃道と呼ばれる石段の前にやって来ました。
智慧乃道の入り口では、椿が花を咲かせ始めています。
智慧乃道を上った先は、知恩院発祥の地で、勢至堂が建っています。
勢至堂の隣の建物には、大仏の頭が置かれています。
普段は窓が閉まっていて、大仏の頭を見られないことが多いのですが、この日は、窓が開いていて拝むことができました。
勢至堂の入り口の前にも、まだ雪が残っていますね。
今年の京都の冬は、例年よりも寒い日が多いです。
そのため、雪が降ると、なかなか融けないのでしょう。
この日の知恩院は参拝者が少なめでした。
冬は、全体的に京都の観光客が少ない時期なので、知恩院を訪れる人も少ないのでしょう。
この後は、円山公園を散策します。
なお、知恩院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。