7月上旬。
京都市東山区の大谷本廟にハスを見に行った後、清水寺を訪れました。
世界遺産に登録されている清水寺は、国内外の観光客や旅行者に大変人気がありますが、ここ2年はコロナの影響で閑散としています。
もうコロナは落ち着いていますが、まだ海外からの旅行者は少ないので、今も清水寺は混雑してないだろうと思いながら、鳥辺野の墓地の坂道を上っていきました。
晴天の日の清水寺
清水寺には、市バス停「清水道」から清水坂を東に約15分歩くと到着します。
清水坂から清水寺に向かうと仁王門の前にやって来ますが、今回は墓地から歩いてきたので、三重塔の下にやって来ました。
夏空の下の三重塔。
さらにその下には、緑がいっぱい。
今年の京都は、6月に梅雨明けし、すでに夏になっています。
例年だと、まだ曇り空の日が多いんですけどね。
見上げる仁王門。
鮮やかな朱色の上には、さわやかな青空が広がっています。
写真で見ると清々しいですが、この日の京都は最高気温が34度の予報だったので、清水寺は暑かったです。
清水寺の七不思議の一つである阿形(あぎょう)の狛犬は、まるで、暑さでのどが渇き水を求めているように見えましたよ。
仁王門の南側にある西門の下では、大きな女性の写真が展示されていました。
清水寺では、7月10日まで、柿本ケンサク写真展が開催されています。
写真展は、西門、経堂、成就院で行われていますよ。
観覧料は無料ですが、成就院では特別拝観料600円が必要です。
成就院には月の庭があるので、こちらもしっかり鑑賞しておきたいですね。
仁王門をくぐり、石段を上った先に建つ随求堂(ずいぐどう)では、胎内めぐりが再開されていました。
清水寺は、まだ人が少ないと思っていたのですが、修学旅行生の姿が多く、胎内めぐりを体験している学生さんもいらっしゃいましたよ。
経堂の近くでは、ミストが設置されていました。
細かい水のしぶきが気持ち良いですね。
しばし、体の熱を冷ましましょう。
見上げる三重塔。
まるで海水浴に来たような空の色です。
京都の夏空は、こんなに爽やかだったでしょうか。
成就院近くの池は、濁りが目立ちます。
境内の北側の参道わきには、たくさんの石仏。
中興堂近くの枝垂れ桜も夏色になっていました。
この辺りは、人が少なめですね。
仁王門の前に戻ってきました。
清水坂は、すっかり以前の賑わいを取り戻し、どのお店も繁盛しています。
清水坂の頭上も、青空を背景に白雲が浮かび、夏らしさを感じましたよ。
7月上旬の清水寺は、予想していたよりも人が多かったです。
特に清水坂は修学旅行生で大賑わいでした。
このまま、京都全体が活気を取り戻すと良いですね。
この後は、八坂神社に参拝します。
なお、清水寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。