4月下旬に京都府八幡市の背割堤に新緑を見に行った後、善法律寺に参拝しました。
善法律寺も新緑がきれいなので、初夏に訪れたいお寺ですね。
普段から人が少なく、心静かにお参りできるのも良いところです。
境内一面が緑色
善法律寺には、京阪電車の石清水八幡宮駅から南に約15分歩くと到着します。
入り口の前にやって来ると、木々が青々として初夏らしい景色となっていました。
時刻は午後4時を過ぎていたので、男山の西に日が隠れようとしています。
山門の前のカエデには、たくさんの若葉がつき、まるでカエルの手が無数に生えているようでしたよ。
山門をくぐります。
誰もいない石畳を歩きながら、頭上の新緑を眺めます。
緑色に混ざって、赤色のカエデの葉もありますね。
善法律寺は、正嘉年間(1257-1259年)に石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の検校(けんぎょう)をつとめた善法寺宮清(きゅうせい)が、自信の邸宅を寄進し、善法寺家の菩提寺としたのが始まりです。
後に善法寺家の紀良子(きのよしこ)が、室町幕府2代将軍の足利義詮に嫁ぎ、3代将軍の義満を出産しています。
その良子が多くのカエデの木を寄進したと伝えられており、今も境内には約100本のカエデがあります。
秋には美しい紅葉が見られることから、善法律寺は、八幡市の紅葉寺と呼ばれています。
紅葉の名所は、初夏の新緑もきれいですから、今の時期は紅葉の名所を訪れるのがおすすめです。
鎮守社がある池のほとりでは、ツツジが花を咲かせていました。
石段を上った小高い場所に本堂があるのでお参りをしましょう。
石段に生えたコケもしっとりとしていて緑色がきれいですね。
境内では、ツツジの他にシャクナゲも花を咲かせていました。
初夏の善法律寺は、一面が緑色ですが、所々で花が咲いています。
石塔の近くにもツツジが咲いていました。
駐車場の近くにやって来ました。
慰霊塔を囲むように多くのカエデ植えられています。
駐車場のカエデは、特に新緑が美しく見えますね。
日当たりの良さと関係があるのでしょうか。
駐車場の入り口付近では、真っ白なツツジが咲いていました。
そのツツジの中に一部だけ赤い花びらを付けた花がありましたよ。
本堂にお参りを済ませたので、そろそろ善法律寺から出ましょう。
この日は、夕方ということもありましたが、私が境内にいる間は無人でした。
八幡市に観光で訪れた時は、善法律寺にもぜひ立ち寄ってください。
なお、善法律寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。