4月下旬。
京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に参拝しました。
石清水八幡宮には4月初旬に桜を見に行っていますが、もうほとんどの桜が終わっている頃です。
そして、これから梅雨にかけて、石清水八幡宮ではきれいな新緑を見ることができます。
新緑とツツジ
石清水八幡宮には、京阪電車の石清水八幡宮駅からケーブルに乗車し、男山の山上に向かうのが便利です。
山上の駐車場にやって来ました。
少し前までは、ソメイヨシノが満開だった駐車場ですが、今はすっかり緑色となり初夏の景色に変わっています。
神苑の南側にある茶室の鳩峯庵の近くでは、カエデの若葉が透き通るような黄緑色でした。
赤色のカエデも美しいですね。
研修センターの清峯殿の前では、キリシマツツジが満開。
以前は、植えられていなかったように思うのですが。
紫色のツツジも、たくさんの花を咲かせ見ごろに入ってきています。
京都では、5月上旬まではツツジがきれいに咲いているので、ゴールデンウィークはツツジを見に京都を観光をすると良いでしょう。
参道にやって来ました。
正面の囲いにあるのは、一ツ石です。
お百度石や勝負石とも呼ばれています。
本殿と一ツ石との間は100メートルほどあるので、お百度参りをすると20kmほど歩くことになりますね。
これはなかなかの試練です。
参道を北に歩き、南総門の前にやって来ました。
青空の下、黄緑色の木々が美しいですね。
初夏らしい風景です。
南総門をくぐると、正面に本殿が建っているのでお参りをしましょう。
厄除、開運のご利益を授けてくれるので、しっかりお願いしておきます。
石清水八幡宮は、武家からの崇敬も篤く、武運長久のご利益も授けてくれます。
上の写真の石垣より上全体が本社で、本殿をはじめとする10棟の建造物と棟札3枚が国宝に指定されています。
本殿は、国内に数例しかない八幡造です。
本社の中には、織田信長が寄進した黄金の雨樋(あまどい)や左甚五郎作と伝わる目貫きの猿などがあり、拝観することもできますよ。
本殿にお参りを済ませた後は、北にある展望台へ。
展望台のカエデも新緑が美しいです。
ヤマブキも咲いていましたが、すでに終わりが近づいているようでした。
展望台からは京都市内を一望できますが、この日は、あまり空気が澄んでおらず、景色がかすんでいました。
展望台でもツツジが咲き、眼下のカエデの新緑は太陽の日差しを浴び、鮮やかな黄緑色に輝いていました。
展望台には、ベンチも設置されているので、腰かけながら初夏の風景を楽しむのも良いですね。
初夏の石清水八幡宮は、人が少なく、時間がゆっくりと流れているように感じましたよ。
この後は、神應寺に新緑を見に行きます。
なお、石清水八幡宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。