4月初旬に京都府八幡市の石清水八幡宮に桜を見に行った後、背割堤(せわりてい)を訪れました。
背割堤は、木津川、宇治川、桂川の三川合流地点にある堤防で、1km以上に渡りソメイヨシノが植えられています。
春になると、一斉に開花し堤防上に薄紅色のトンネルができあがります。
2022年の京都のソメイヨシノの開花は3月24日だったので、背割堤の桜並木は、そろそろ見ごろに入っているはずです。
満開の桜のトンネルを歩く
背割堤には、京阪電車の石清水八幡宮駅で下車して、北に約10分歩くと到着します。
木津川に架かる御幸橋から背割堤を眺めます。
遠目でも、すでに桜並木が見ごろを迎えているのがわかりました。
背割堤の入り口に到着。
堤防の上は、満開の桜のトンネルが完成していました。
背割堤は、行きは堤防の上を歩き、帰りは堤防の下を歩くようになっています。
以前は、堤防の上でも下でも好きなように歩けたのですが、今は一方通行になっています。
この日は風が強く、写真撮影をしていると吹き飛ばされそうになりました。
でも、桜は、まだ見ごろに入ったばかりだったので、風で散る花はほとんどありませんでしたよ。
背割堤の桜は、ほとんどがソメイヨシノですが、中にはヤマザクラもあります。
他に八重紅枝垂れ桜やオオシマザクラも少しだけありますよ。
植えられたばかりの桜。
背割堤は、2018年の台風で、多くの桜が被害を受けました。
桜並木を維持するためには、こうやって植樹する必要があるんでしょうね。
満開の桜並木を横から眺める
堤防の上を1km以上歩き、西の端までやって来ました。
堤防の南側と北側に遊歩道があるので、どちらかから歩いて入り口に戻ります。
北側の遊歩道は、人が少ないので、静かに桜を観賞したい方におすすめです。
一方の南側の遊歩道は、青々とした芝生と一緒に桜並木を眺めることができます。
堤防は南に反るように築かれているので、南側の方が桜が密集して見え華やかです。
私は北側の遊歩道を歩くのが好きですが、途中で階段を上がって南側に移動します。
南側の芝生には、さくらビュープレミアムシート有料席が設置されています。
有料席は今年から新しくできたもので、桜が見える絶好の場所でお花見を楽しめますよ。
また、屋台も出るようになり、以前よりも賑やかになっています。
仮設トイレも設置されるようになりましたから、以前よりも便利になっていますよ。
他に宇治川を遊覧船で走ることもできます。
有料席は、入り口付近にだけ設けられているので、桜並木の後半は、芝生の上に座りながら桜を観賞できます。
人がたくさんいる場所を避けたい場合は、背割堤の奥まで行ってください。
入り口付近に戻ってくると桃の花がまだきれいに咲いていました。
奥に見える桜並木と頭上の青空もきれいでしたよ。
帰りは、さくらであい館まで歩いて御幸橋に戻ります。
さくらであい館の展望塔から見下ろす桜並木も絶景ですから、ぜひ展望塔にも上ってください。
展望塔に上るには、桜が咲いている期間は300円が必要です。
なお、背割堤の詳細については以下のページを参考にしてみてください。