冬に美人祈願で有名な河合神社に参拝・2022年

1月下旬に京都市左京区の下鴨神社に参拝した後、摂社の河合神社(かわいじんじゃ)に立ち寄りました。

河合神社は、下鴨神社にも祀られている玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祭神として祀っています。

玉依姫命は、美人の神さまということもあり、近年、女性の参拝者が増えていますね。

そのため、男性が境内に入ると場違いな感じがしますが、気にせず参拝することに。

晴れた冬の日の境内

河合神社の最寄り駅は、京阪電車の出町柳駅です。

駅からは、北西に約5分歩き、糺の森を入って西に少し進むと河合神社の鳥居が現れます。

鳥居

鳥居

鳥居をくぐった先には、南向きに神門が建っています。

神門

神門

神門は、屋根にコケが生え歴史のある神社だと感じさせてくれます。

神門をくぐった正面に建つのは拝殿。

拝殿

拝殿

下鴨神社にいた時は曇っていたのですが、河合神社に来る頃には青空が見えるようになり、冬の冷たい空気の中、清々しい気分になってきました。

授与所に並ぶ鏡絵馬。

鏡絵馬

鏡絵馬

それでは、拝殿の後ろに建つ本殿にお参りをしましょう。

本殿

本殿

河合神社の詳しい創建年代はわかっていませんが、神武天皇の頃と伝えられていますから、紀元前660年頃に創建されたことになります。

下鴨神社の創建と同じ頃なので、京都の中でも最も古い神社の一つですね。

そして、明治10年(1887年)に下鴨神社の第一摂社となっています。

祭神の玉依姫命は神武天皇の母神として日本建国に貢献し、その内助の功績は日本の婦人の鑑と仰がれてきました。

美人の神さまというだけでなく、安産育児縁結びなども叶えてくれる神さまとしても崇敬されています。

境内の東の隅には、砲弾が置かれています。

砲弾

砲弾

砲弾の下には、必勝祈願と記された小さな旗がいくつも立っています。

美人祈願の神社には似つかわしくないこの砲弾は、日露戦争の時のものです。

砲弾の近くには、鏡絵馬お化粧室があり、この中で、先ほど見た鏡絵馬に化粧を施し奉納します。

鏡絵馬お化粧室

鏡絵馬お化粧室

ちなみに鏡絵馬の初穂料は800円です。

この日も、鏡絵馬お化粧室の中に数人の女性が入り、絵馬に化粧を施していましたよ。

本殿の西側にある貴布禰神社(きふねじんじゃ)。

貴布禰神社

貴布禰神社

水の神さまとして崇敬されている高龗神(たかおかみのかみ)を祀っています。

貴布禰神社の西隣には、任部社(とうべのやしろ)があり、八咫烏命(やたがらすのみこと)を祀っています。

八咫烏は、日本サッカー協会のシンボルマークとなっていることから、サッカー必勝の守護神として有名になりました。

任部社の前には、サッカー選手のサインが書かれたサッカーボールが奉納されていますよ。

サッカーボール

サッカーボール

サッカーをされている方は、お参りをしておけば試合で良い結果を出せるかもしれませんね。

河合神社にいる間に空がすっきりと晴れてきました。

境内

境内

この日に参拝した方は、晴れ晴れとした気分で美人祈願をできたことでしょう。

この後は、本満寺に参拝します。

なお、河合神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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