新春に参拝した御香宮神社・2022年

1月上旬に京都市伏見区の藤森神社に参拝した後、南に約20分歩き、御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)を訪れました。

御香宮神社は、多くの人で賑わう大手筋商店街の東に鎮座する古社です。

徳川家康とも縁がある神社で、子授け安産のご利益があることでも知られていますね。

御香水

御香宮神社には、近鉄電車の桃山御陵前駅から東に少し歩くと到着します。

京阪電車の伏見桃山駅からも近いです。

御香宮神社の参道に入ります。

参道

参道

人の姿は少ないですが、駐車場の車は多かったです。

三箇日が過ぎて人は減っていますが、まだ初詣に訪れる方がいらっしゃるようです。

参道を北に進むと割拝殿が建っています。

割拝殿

割拝殿

割拝殿は、きれいな装飾を見上げながらくぐりたいですね。

割拝殿の装飾

割拝殿の装飾

割拝殿の奥に本殿があるのでお参りをしましょう。

本殿の近くには、御香水と呼ばれる名水が出ています。

御香水

御香水

御香宮神社の創建年代は定かではありませんが、社名はこの名水にちなんで清和天皇が名付けたものです。

貞観4年(863年)9月9日、境内から水が湧き出し良い香りが四方に漂い、この水を飲むと病気がたちまち治ったと伝えられています。

井戸は、明治時代に涸れてしまいましたが、昭和57年(1982年)に復元され、同60年には環境省の「名水百選」に認定されました。

御香宮神社が建つ伏見は、地下水がきれいなことで知られており、多くの酒蔵が建ち並んでいます。

ちなみに参拝者は、御香水を汲むことができますよ。

新しくなった神馬舎

本殿にお参りを済ませた後、境内の北西に行くと、神馬舎が新しくなっていました。

神馬舎

神馬舎

この前、何やら工事をしているなと思っていたのですが、どうやら神馬舎を建てていたようです。

神馬舎の中には、真っ白い神馬。

神馬

神馬

本殿の近くには、ひっそりと小さなお地蔵さまがいらっしゃいます。

お地蔵さん

お地蔵さん

木に隠れてしまって、なかなか気づく人はいないと思います。

開運招福の絵馬。

開運招福の絵馬

開運招福の絵馬

中央には虎が描かれているようですが、ネコに見えますね。

参道わきのイチョウは、枝に1枚も葉が残っていません。

イチョウ

イチョウ

晩秋にイチョウの葉が散っていくのを見ると寂しく感じますが、新春に枝だけのイチョウを見ると、新しい年が始まったと感じるのが不思議です。

表門の前には、門松が出ていました。

門松

門松

三箇日は過ぎましたが、まだ正月気分を感じられましたよ。

1月上旬の御香宮神社は、混雑することなく参拝できました。

大手筋商店街に買い物に行く際は、御香宮神社にも、ぜひ立ち寄ってください。

なお、御香宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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