西本願寺のハスと修復を終えた唐門・2021年

7月上旬に京都市下京区の東本願寺にハスを見に行った後、西に10分ほど歩き西本願寺に参拝ました。

西本願寺は、京都駅から最も近い世界遺産に登録されている寺院です。

遠方から京都観光に訪れた場合は、真っ先に西本願寺に立ち寄る方も多いのではないでしょうか。

大賀蓮が咲く

西本願寺には、京都駅から北西に10分ほど歩くと到着します。

入り口の御影堂門(ごえいどうもん)の前にやってきました。

御影堂門

御影堂門

御影堂門をくぐると、正面に壁があり、その壁の向こうに御影堂が建っています。

御影堂

御影堂

御影堂の内陣には、浄土真宗の開祖の親鸞聖人の御真影が祀られています。

また、阿弥陀堂の内陣修復に伴い、現在、本尊の阿弥陀如来も御影堂の内陣に移されています。

したがって、御影堂にお参りしておけば、阿弥陀堂にもお参りしたことになりますね。

今回は、御影堂の中で、何やら法話が行われているようだったので、外からお参りしました。

御影堂の北側に建つ阿弥陀堂です。

阿弥陀堂

阿弥陀堂

外から見ると、工事をしているようには見えませんが、入り口にカラーコーンが置かれているので、近づくと工事中だとわかります。

内陣の修復ですから、外観に変化はないですね。

境内の北側に建つ安穏殿の前にやって来ると、ハスが植わった大きな鉢が5個ほど置かれていました。

ハスの種類は、妙蓮(みょうれん)や大賀蓮(おおがはす)があり、私が参拝した日は、大賀蓮がきれいに咲いていましたよ。

大賀蓮

大賀蓮

まだ開いていないハスの花。

大賀蓮のつぼみ

大賀蓮のつぼみ

やや開いたハスの花。

開いた大賀蓮

開いた大賀蓮

ハスと言えば、大賀蓮のようなピンク色の花を思い浮かべることが多いですね。

これまで西本願寺には、何度も参拝していますが、7月に参拝した記憶がないです。

そのため、西本願寺でハスが見られるとは思いませんでした。

きれいになった唐門

阿弥陀堂門から外に出て、堀川通を南に少し歩き、北小路門の前にやってきました。

北小路門

北小路門

北小路門をくぐって西に少し歩くと、装飾がきれいな唐門があります。

唐門は、約3年にわたり工事が行われていたのですが、令和3年(2021年)5月10日に屋根、漆、彩色、錺金具(かざりかなぐ)の修復が完了しました。

修復を終えた唐門

修復を終えた唐門

工事中は素屋根に覆われていたので、唐門を見ることができませんでしたが、今は、ピカピカになった唐門を見ることができますよ。

正面から見た唐門。

正面から見た唐門

正面から見た唐門

修復したばかりなので、装飾がつやつやとしていますね。

西本願寺の唐門は、大徳寺豊国神社の唐門と並び、国宝三唐門とされています。

いつまでも見ていられることから、日暮門とも呼ばれていますね。

本当に見事な装飾であります。

左から見た唐門

左から見た唐門

囲いがしてあるので、間近で見ることはできませんが、遠めでも、細部の装飾の美しさがわかります。

久しぶりに見た唐門は、以前よりも輝きを増していましたよ。

西本願寺のハスは、7月いっぱいはきれいに咲いていそうです。

西本願寺にハスを見た後は、ぜひ、唐門も見に行ってください。

この後は、六孫王神社に参拝します。

なお、西本願寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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