5月下旬。
京都府八幡市にある松花堂庭園を拝観しました。
松花堂庭園は、2018年の大阪北部地震の被害により、現在庭園の一部のみの拝観となっています。
そのため、拝観料は100円と格安になっています。
その安さに魅かれて松花堂庭園を拝観しようと思った次第です。
見ごろに入ってきたサツキ
松花堂庭園は、京阪バス停「大芝・松花堂前」で下車してすぐです。
京阪バスには、京阪電車の石清水八幡宮駅から乗車できますが、樟葉駅から乗る方が便利です。
「大芝・松花堂前」より1つ前の「中央センター前」で降り、東に7分ほど歩いて松花堂庭園に行く方が、バスの待ち時間が少ないですよ。
拝観受付で100円を支払い、庭園の中へ。
庭園では、サツキが咲き始めていました。
庭園の入り口付近のサツキの前には、竹で作った半円の柵のようなものがありますね。
八幡市の竹は、エジソンが白熱電球のフィラメントに使ったと言われています。
順路に従い、庭園の外園を反時計回りに進んでいきます。
遊歩道わきには、多くのサツキが植えられており、赤色の花を咲かせていました。
この辺りのサツキは、花数が少なめですね。
遊歩道わきには、多くのサツキが植えられています。
満開になると、赤色の壁が出来上がるんでしょうね。
庭園の中を流れる遣水(やりみず)には、カラーの白い花もたくさん咲いていましたよ。
新緑と一緒に見るサツキも美しいですね。
すでに京都は梅雨に入っていますが、初夏らしい景色であります。
遣水と一緒に眺めるサツキ。
遣水には、アサザの黄色い花も咲いていましたよ。
アサザは、準絶滅危惧種の珍しい植物です。
八幡市では、石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)でも見ることができますよ。
庭園の北側にやってきました。
この付近のサツキは、咲き進むのが早く、花と葉が半分ずつくらいの面積になっていました。
美術館別館の前のサツキと芝生が、とてもきれいであります。
美術館別館の入り口付近のサツキは、見ごろを迎えていますね。
これから、もっとたくさんの花を咲かせ、さらに華やかな姿を見せてくれそうです。
松花堂庭園のサツキは、5月下旬で見ごろに入っていました。
まだ、花数が少ないサツキも多かったので、6月上旬までは見ごろが続くと思います。
次回は、松花堂庭園の新緑と竹林を紹介します。