2月3日の初午の日に伏見稲荷大社のお山めぐりをしました。
稲荷山の山頂の一ノ峰を過ぎ二ノ峰までやってきました。
ここからは、稲荷山を下りて行きます。
間ノ峰
二ノ峰から、幅が細い石段をゆっくりと下りて行きます。
二ノ峰の次は三ノ峰だろうと思うものですが、その間に間ノ峰があります。
間ノ峰には、荷田社神蹟があり、伊勢大神と崇められています。
一ノ峰や二ノ峰と比較すると、小規模です。
正面に建つ石造りの鳥居は、奴祢鳥居(ぬねとりい)といって、額束の両側に合掌状の破風扠首束(さすつか)をはめた特異な形をしています。
鳥居の中央部分を見ると、三角形になっていますよ。
荷田社神蹟も、七神蹟のひとつです。
お参りをしていきましょう。
三ノ峰
間ノ峰を過ぎ、少し歩くと三ノ峰に到着します。
ここにもお店がありますね。
稲荷山は、いろんなところにお店があるので、休憩しやすいのが便利です。
三ノ峰にあるのは、下社神蹟で、古くから白菊大神と称えられています。
明治20年代半ばころにここから変形神獣鏡が出土したそうです。
下社神蹟も七神蹟のひとつに数えられており、上社神蹟や中社神蹟と同じように多くのお塚が並んでいます。
中に入ると、石に囲まれた迷路のようになっていますよ。
四ツ辻から三ツ辻へ
三ノ峰から、さらに石段を下っていきます。
朱色の千本鳥居のトンネルがどこまでも続いているかのような景色。
そして、四ツ辻に戻ってきました。
四ツ辻をぐるっと1周するのに約30分かかります。
ゆっくりと廻ると1時間くらいかかるでしょうね。
私は、一ノ峰などをじっくりと見て歩いたので、30分以上かかったと思います。
四ツ辻から京都の街を眺めます。
木々が邪魔して、あまり視界は良くありません。
一ノ峰から四ツ辻まで戻ってきただけで、山から下りてきたなと感じますね。
四ツ辻からは、来た道を戻ります。
そして、三ツ辻まで帰ってきました。
左に行けば、奥社奉拝所から本殿に戻ります。
右に行けば、稲荷山の北側に出ます。
奥社奉拝所から稲荷山を登ってきたので、帰りは右の参道を選択します。
参道をまっすぐ進んでいくと、山の中に入っていき、下界に戻っているような感じがしません。
この辺りも、イノシシやサルが出るそうです。
サルに出会ったときは撮影しないようにとの注意書が出ていましたよ。
この後は、稲荷山の北側の参道に向かいます。