1月中旬に京都市左京区の下鴨神社に参拝した後、東に15分ほど歩いて吉田神社を訪れました。
吉田神社は、節分祭がとても賑わう神社として有名です。
2021年は、2月1日から2月3日までが節分祭の期間ですが、追儺式は新型コロナウイルスの影響で中止となっています。
また、厄塚にも触れることができなくなっています。
雪が残る参道
吉田神社の最寄り駅は、京阪電車の出町柳駅です。
駅からは、東に徒歩約10分です。
京都大学の東側ですね。
道路に面した背の高い鳥居の前に到着。
鳥居をくぐって参道を歩きます。
この日は、朝に雪が降りましたが、参道の脇では薄く雪が残っていました。
雪景色と言うには、物足りない感じです。
参道を東にまっすぐ進み2つ目の鳥居にやってきました。
鳥居の近くには、今宮社が建っています。
今宮社には四神石がありますよ。
四神となっていますが、石は3つしか見ることができません。
本宮にお参り
石段を上ります。
境内ではまだ紅葉が残っていました。
さすがに葉は、しわしわになっていました。
社務所の近くには大きなダルマが置かれています。
ダルマの頭には穴が空いています。
お腹には、おみくじと書かれていますね。
吉田神社では、だるまみくじを引くことができますよ。
それでは、本宮にお参りをしましょう。
本宮には、健御賀豆知命(たけみかづちのみこと)を祀る第一殿、伊波比主命(いはいぬしのみこと)を祀る第二殿、天之子八根命(あめのこやねのみこと)を祀る第三殿、比売神(ひめがみ)を祀る第四殿があります。
第三殿と第四殿の祭神は、良縁・夫婦和合の御神徳を授けてくれます。
節分祭が有名な神社ですから、厄除を祈願しておきましょう。
本宮にお参りを済ませた後は、その近くにある社殿へ。
かわいらしい丑年の絵馬が置かれていますね。
この絵馬は、吉田幼稚園の子供たちが奉納したものです。
他にも、宝船の形をした石や盆栽なども展示されており、お正月らしさを感じられましたよ。
吉田山を登り、斎場所大元宮にやってきました。
こちらにも、紅葉が残っていました。
斎場所大元宮は、節分祭の時など特別な日には入ってお参りできますが、普段は門が閉じられています。
天神地祇八百万神(あまつかみくにつかみやおよろずのかみ)を祀る大元宮を中心とし、周囲に伊勢二宮をはじめ、全国の縁起式内社三千三百三十二座を奉祀しています。
たくさんの神さまが祀られているので、どんな願い事も叶えてもらえそうですね。
吉田山の頂上にやってきました。
頂上には、竹中稲荷社が建っており、その境内にも、雪が少しだけ残っていました。
お稲荷さんなので、商売繁盛のご利益を授けてくれますよ。
創建時期は不明ですが、当地に社殿が造営されたのは天保11年(1840年)です。
明治5年(1872年)に吉田神社の末社になっています。
1月中旬の吉田神社は、参拝者が少なくなっていました。
そろそろ、正月気分が抜けてくる頃なので、初詣で訪れる人が減っているのでしょうね。
この後は、宗忠神社に参拝します。
なお、吉田神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。