8月中旬に京都市東山区の養源院に参拝した後、南隣の法住寺にも参拝しました。
養源院に参拝するときは、法住寺も一緒に参拝することが多いですね。
法住寺では、8月から9月にかけてフヨウが花を咲かせます。
今回の参拝は、そのフヨウを見ることが目的であります。
青空の下のフヨウ
法住寺の最寄り駅は、京阪電車の七条駅です。
駅からは、七条通を東に5分ほど歩き、三十三間堂を過ぎたところで南に曲がって2分ほど歩けば、法住寺の山門の前に到着します。
法住寺のフヨウは、山門の近くに植えられています。
夏真っ盛りの青空の下、ピンク色の花がきれいに咲いています。
山門をくぐった先の玄関前にもフヨウは植えられていますよ。
こちらのフヨウも、上の方でピンク色の花がたくさん咲いていますね。
まだ、つぼみが多かったので、これからもっと華やかになるはずです。
見ごろのサルスベリ
法住寺の境内は、夏の太陽に照らされて、とても暑く感じました。
写真だと、空がさわやかに見えますが、汗が止まらないほど暑いです。
それでは、不動堂の中に入ってお参りをしましょう。
法住寺は、保元3年(1158年)に後白河天皇が、院の御所と定め、上皇となって住んでいた場所です。
不動堂に祀られている不動明王は、身代り不動尊と呼ばれ、後白河天皇が守護仏として崇めていました。
何か悪いことが降りかかってきても、身代わりになってもらえるようにお願いしておきましょう。
法住寺の境内では、サルスベリが見ごろを迎えていました。
赤色の花が枝先にたくさん咲いています。
法住寺のサルスベリは、この1本だけでした。
でも、1本しか植えられていないからこそ、存在感があります。
不動堂の前には八重紅枝垂れ桜が植えられているのですが、その近くでも、フヨウが咲いていました。
元気なフヨウの花を見ていると、気分的に暑さがやわらぎますね。
とは言え、降り注ぐ日差しは、境内の白砂や石を熱し、肉体の暑さはやわらぐことはありません。
境内には日影が少ないので、なおさら暑さを感じます。
フヨウやサルスベリを観賞し、不動堂にもお参りを済ませたので、そろそろ境内から出ることに。
帰りは、龍宮門から外に出ました。
龍宮門前の松の枝が横に長く伸びていますね。
夏の法住寺には、参拝者がほとんどいませんでした。
フヨウやサルスベリがきれいに咲いていても、見る人がいないのはもったいないですね。
この後は、智積院に参拝します。
なお、法住寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。