2020年05月一覧

おくどさんと平野神社

料理に欠かせないものと言えば火です。 現在ではガスレンジなどで簡単に火を起こせますが、かつては、手間のかかる竃(かまど)で火を起こし料理をしていました。 京都では、竃(かまど)のことを「おくどさん」といいます。 「さん」は敬称なので、「おくど」が竃ということになります。 では、京都では、なぜ、竃のことを「おくど」と呼ぶようになったのでしょうか。 実は、京都市北区に建つ平野神社に祀られている祭神が、その由来なのです。

初夏に参拝した石田神社・2020年

5月中旬に京都府八幡市の流れ橋を訪れた後、近くの石田神社に参拝しました。 以前にも、石田神社に参拝したことがありますが、それは随分と前のこと。 なかなか流れ橋の付近に来ることがないので、石田神社を訪れる機会も少ないです。 せっかく近くに来たことですから、久しぶりに石田神社にも立ち寄ろうと思った次第です。

初夏の流れ橋を渡る・2020年

5月中旬。 木津川に架かる流れ橋を訪れました。 流れ橋は、正式には上津屋橋(こうづやばし)と言いますが、台風などで木津川が増水し、たびたび流出することから流れ橋の通称で呼ばれることが多いです。 初夏は、木津川が増水しておらず、また観光に適した気候なので、流れ橋を渡るのにちょうど良い季節です。

上御霊神社に奉献された清明心の像

京都市上京区に鎮座する上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)は、応仁の乱勃発の地として歴史的に知られています。 その上御霊神社の境内に建つ本殿の南側には、子供たちが大きな甕の周りで遊んでいる「清明心の像」があります。 何やら楽しげに見える清明心の像ですが、実は、この像には深い教訓が示されているのです。

石清水八幡宮の裏参道の史跡

京都府八幡市の石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は、奈良の大安寺の行教が、貞観元年(859年)に宇佐神宮のお告げを受けて勧請(かんじょう)したのが始まりです。 約1200年の歴史を持つ石清水八幡宮は、男山に鎮座し、朝廷や武家から篤く崇敬されました。 現在も男山に立派な社殿が建っていますが、かつては、男山のふもとから山頂まで様々な建物がありました。 今回は、石清水八幡宮の裏参道にある史跡を紹介します。

初夏の淀水路を歩く・2020年

4月末に京都市伏見区の淀水路を訪れました。 淀水路は、3月に見ごろを迎える河津桜が有名で、私も毎年のように見に行っています。 でも、河津桜が咲いていない時期は、ほとんど訪れたことがありませんね。 ということで、初夏はどのような風景を見せてくれるのかと期待しながら、淀水路に向かいました。

新緑の背割堤を歩く・2020年

4月末。 京都府八幡市の背割堤(せわりてい)を訪れました。 背割堤は、桂川、宇治川、木津川の三川合流地点にある堤防で、1km以上に渡って桜が植えられています。 4月上旬には満開の桜並木を見られることから、多くの観光客の方が背割堤を訪れますが、桜が咲いていない時期は、ほとんど人がいません。