4月初旬に京都市伏見区の宇治川派流域の桜を見た後、御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)に参拝しました。
御香宮神社は、安産守護や子育てのご利益を授けてくれる神社として有名で、境内では、夫婦や家族でお参りしている方々をよく見かけます。
さて、この時期の御香宮神社では、参道や境内で桜が花を咲かせます。
今回の参拝は、もちろん桜を見ることが目的です。
八重桜咲く参道
御香宮神社の最寄り駅は、近鉄電車の桃山御陵前駅もしくは京阪電車の伏見桃山駅です。
どちらの駅からも、東に3分ほど歩けば御香宮神社に到着します。
道路をまたぐように建つ朱色の鳥居を過ぎ、南向きに建つ表門をくぐって参道に入ります。
石造りの鳥居の前では、八重桜が満開になっていました。
この八重桜は、一葉(いちよう)でしょうか。
参道には、同じ八重桜が数本植えられており、遠目から見ると、ソメイヨシノのように見えます。
御香宮神社には、ソメイヨシノも植えられていますが、存在感がやや薄いですね。
本殿周囲の桜
参道をまっすぐ北に進むと、割拝殿が建っています。
御香宮神社の割拝殿は、装飾がきれいなので、初めて参拝した時には、じっくりと見ておきたいですね。
割拝殿の奥に本殿が建っているのでお参りをしましょう。
普段は、鈴が吊るされているのですが、この日は新型コロナウイルスの感染拡大を予防するために取り除かれていました。
参拝者も少な目です。
本殿の東に植えられているソメイヨシノは、散り始めていました。
今年の京都の桜の開花は3月22日と早かったので、散り始めるのも早くなっています。
ソメイヨシノの後ろに植えられている八重紅枝垂れ桜は、5分咲き程度まで咲き進み、木全体の紅色が濃くなっていました。
本殿の裏側に回ります。
こちらに植えられているソメイヨシノは満開です。
まるで、誰にも気づかれたくないようにひっそりと咲いています。
裏側から本殿の屋根を見上げます。
桜と本殿の間に見える赤い花を咲かせている木はキクモモです。
キクモモは、まだつぼみが多く残っていたので、これからもっと華やかになりそうでしたよ。
御香宮神社の桜は4月初旬で見ごろとなっていました。
この様子だと、4月10日には見ごろを終えていそうです。
御香宮神社に参拝した後は、乃木神社に桜を見に行きました。
なお、御香宮神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。