本圀寺の桜が見ごろ・2020年

3月末。

京都市山科区の本圀寺に参拝しました。

本圀寺は、歴史のあるお寺ですが、知っている人はあまり多くありません。

そのため、春は境内で桜が咲くのですが、見に来る人はほとんどいませんね。

私も、本圀寺に参拝するのは10年ぶりです。

ソメイヨシノと山桜が満開

本圀寺は、地下鉄の御陵駅から北東に徒歩約10分の場所に建っています。

山科疏水に架かる朱色の正嫡橋(しょうちゃくばし)を渡り、本圀寺の参道へ。

参道にはミツバツツジが紫色の花をきれいに咲かせていました。

ミツバツツジ

ミツバツツジ

総門、開運門をくぐり境内に入ります。

境内

境内

境内には、車が止まっているものの、ほとんど無人の状態。

仁王門をくぐり、まずは本堂にお参りをします。

本堂

本堂

本圀寺は、日蓮宗のお寺で、かつては下京区の西本願寺近くにありました。

山科の現在地に移転したのは、昭和44年(1969年)のことです。

本堂の右隣に建つ本師堂の前のソメイヨシノが満開です。

桜と本師堂

桜と本師堂

でも、空が曇っていたので、満開になっていても、あまり華やかに見えないのが残念です。

満開のソメイヨシノ

満開のソメイヨシノ

桜越しに見る日蓮聖人。

桜と日蓮聖人

桜と日蓮聖人

境内の奥では、ヤマザクラが満開になっていました。

満開の山桜

満開の山桜

見事な咲きっぷりです。

下の方は、散り始めていましたが、上の方の枝には、まだまだたくさんの花が咲いており、とてもボリュームがあります。

境内全体を眺めます。

境内の桜

境内の桜

ソメイヨシノは2本、ヤマザクラは1本ですが、植えられている数以上に桜の存在感を感じます。

塀際の2本のソメイヨシノは、塀に隠れて下の方が見えません。

塀と桜

塀と桜

でも、これが良い味を出しています。

本師堂の屋根を背景に見るソメイヨシノも風情があります。

八重紅枝垂れ桜は、咲き始めたばかりでした。

咲き始めの八重紅枝垂れ桜

咲き始めの八重紅枝垂れ桜

背の高い八重紅枝垂れ桜なので、見ごろを迎えると、とても美しい姿になりそうです。

私が本圀寺に参拝した日は、境内に数人だけしか参拝者がいませんでした。

山科疏水沿いの桜を見て歩いている人が、ちょっと立ち寄るといった感じなので、大混雑することはないと思います。

ソメイヨシノの見ごろは4月5日頃まで続きそうですが、ヤマザクラはそれまでは持たないでしょう。

山桜が完全に散った頃には、八重紅枝垂れ桜が見ごろを迎えていそうです。

なお、本圀寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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