10月上旬。
京都市中京区の錦天満宮に参拝しました。
新京極通に建つ錦天満宮は、いつ訪れても人がいっぱい。
お土産物屋さんがたくさん軒を連ねる新京極通ですから、旅行者や観光客の方もとても多いです。
特に近年は海外からお越しの方が増え混雑していますね。
賑わう境内
錦天満宮の最寄り駅は、阪急電車の京都河原町駅です。
駅からは、北西に徒歩約7分で新京極通に面する入り口の前に到着します。
入り口には、たくさんの提灯が吊るされています。
入り口付近は、人があまりにも多いため、上向きに写真を撮っておきました。
境内に入ると、南側と北側に手水鉢が置かれており、きれいな水が流れています。
この水は、錦の水と呼ばれる名水です。
北側の手水鉢の近くに蛇口があるので、水筒やペットボトルを持って行けば錦の水を汲めますよ。
境内の中央に本殿が建っているのでお参りをしましょう。
祀られているのは、学問の神さまの菅原道真ですから、頭が良くなるようにお願いしておきましょう。
境内北側の末社に参拝
本殿の前は、とても混雑していますが、本殿の北側に行くと、ほとんど人がいません。
おそらく、本殿の北側に回れることを知らない方が多いのでしょう。
ご神木には、大願梅がたくさん吊るされています。
大願梅も、以前と比較すると多くなっているように思います。
それだけ、参拝者の数が増えているということなのでしょうね。
本殿の北側には末社がいくつか建っています。
こちらは白太夫神社(しろたいゆじんじゃ)。
菅原道真を祀る神社で、よく見かけるのが白太夫社ですね。
祭神は、渡會春彦(わたらいはるひこ)で、道真の父是善(これよし)が伊勢神宮外宮の神官であった春彦を通じて伊勢神宮に祈願したところ、道真が誕生したと伝えられています。
そのため白太夫神社は、子授けの神さまとして信仰されています。
塩竈神社は、源融(みなもとのとおる)を祀る安産の神さまです。
塩竈神社と白太夫神社の間に建つ朱色の社は、日の出稲荷大明神を祀っています。
祭神は、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で、商売繁盛のご利益を授けてくれます。
日の出稲荷大明神の近くには、朱色の変わった形の灯籠が立っていますよ。
他にも、境内の北東には七社之宮(ななしゃのみや)という末社があり、その名のとおり7柱の神さまが祀られています。
本殿の北側には、絵馬も多くかかっていました。
アルファベットで書かれた絵馬も多くあり、錦天満宮に多くの海外の方が参拝していることがよくわかります。
帰りは、入り口近くにいる牛を撫でておきます。
撫で牛と呼ばれるこの牛は、撫でられ過ぎて色が落ちてきています。
勤勉、慈愛、健康の象徴として奉納されたそうです。
錦天満宮から外に出ると、来た時と同じように人がいっぱい。
西へと続く錦小路通を歩けば錦市場があるのですが、錦天満宮を訪れる前に通ったら、海外からお越しの方で道がふさがれ、なかなか前に進めませんでした。
錦市場は、どのお店も大繁盛でしたよ。
なお、錦天満宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。