4月中旬。
京都市東山区の建仁寺に参拝しました。
建仁寺には、ソメイヨシノが何本か植えられており、4月上旬にきれいに咲いた姿を見せてくれます。
でも、4月中旬になれば、ソメイヨシノはほとんど散り、見ごろは終わります。
ただ、2019年のソメイヨシノは例年よりも長持ちしているので、まだ建仁寺でも見ごろを保っているかもしれないと思い参拝しました。
まだ見ごろのソメイヨシノ
建仁寺は、京阪電車の祇園四条駅から南東に5分ほど歩いた辺りに建っています。
駅からは、北側より境内に入るのが便利なのですが、今回は南の勅使門わきから境内に入ることに。
勅使門
境内に入ると、放生池の前に植えられているソメイヨシノが満開でした。
三門とソメイヨシノ
ソメイヨシノの奥に見えるのは三門です。
もう半分以上は散っているんじゃないかと思いましたが、まだ十分に見ごろです。
ただ、さすがに最盛期は過ぎているようで、コケの上には、花弁が散っていました。
コケに散る桜
八重紅枝垂れ桜が満開
境内の東側にある洗鉢池のほとりに植えられている八重紅枝垂れ桜が満開になっていました。
八重紅枝垂れ桜
青空の下で見る八重紅枝垂れ桜は美しいですね。
八重紅枝垂れ桜の後ろには茶碑が立っています。
八重紅枝垂れ桜と茶碑
建仁寺を創建した栄西（ようさい）は、宋の国からお茶を伝えたことで知られていますね。
境内の東側から放生池とソメイヨシノを眺めます。
ソメイヨシノと石橋
春らしい景色です。
境内の東側に祀られている楽大明神にお参りをしましょう。
楽大明神
楽大明神の後ろのソメイヨシノも、まだ見ごろです。
境内の東側に植えられている桜は、すでに見ごろを過ぎ葉が目立つようになっていました。
見ごろ過ぎの桜
この桜は、ソメイヨシノではなさそうです。
境内の中央に建つ法堂（はっとう）の東側に植えられている背の高いソメイヨシノが満開です。
見ごろを保つソメイヨシノ
やや花は散らしていましたが、美しい姿を保っていました。
境内の西側に建つ堆雲軒（たいうんけん）の前のソメイヨシノも満開でした。
そのソメイヨシノ越しに法堂を見上げます。
法堂と桜
やっぱり、晴れた日のお花見は気分が良いですね。
終わりが近づく桜を見終え、建仁寺から出ることに。
建仁寺のソメイヨシノはもうほとんど終わりですが、八重紅枝垂れ桜は4月17日頃までは見ごろを保っていそうです。
なお、建仁寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。