6月16日。
京都府宇治市の三室戸寺(みむろとじ)を訪れました。
三室戸寺は、京都府内でも屈指のアジサイの名所で、梅雨になるとあじさい園で1万株のアジサイが見ごろを迎えます。
以前は、あじさい園は日中だけの拝観しか行っていなかったのですが、最近、夜のライトアップも実施されるようになりました。
2018年のあじさい園のライトアップ期間は、6月9日から24日までの土日です。
今回は、あじさい園のライトアップを見るために夜に拝観しました。
夜が迫るあじさい園
三室戸寺には、京阪電車の三室戸駅(みむろどえき)から徒歩約15分で到着します。
ライトアップ時間は午後7時から9時までです。
午後6時50分頃に三室戸寺にやってくると、拝観に訪れた旅行者や観光客の方がいっぱいいました。
拝観受付で、拝観料800円を納めます。
拝観料は普段は500円なのですが、あじさい園が開園している間は昼も夜も800円となります。
参道は、あじさい園の入園を待つ行列ができていました。
参道から見下ろすあじさい園。
どこを見ても、アジサイがきれいに咲いています。
あじさい園に入るのに行列ができていたことから、人数制限をしているのかと思ったのですが、どうやらあじさい園の入り口付近の道が狭くなっているため、なかなか前に進まない状況となっているようです。
あじさい園に入ってすぐの場所に秩序正しくアジサイが植えられています。
ハート形になっているのでしょうか。
上から見れば、どのような形をしているのかわかるんでしょうけどね。
このアジサイが入り口付近にあるのも混雑の原因のようです。
午後7時過ぎでも、今の時期は日が暮れないので、まだ園内は明るかったです。
赤色のアジサイがびっしり。
西洋アジサイが密集していると、とても華やかですね。
三室戸寺は、山の斜面に境内があり、周辺には民家などの建物がありません。
そのため、境内からは街の景色が見えず、自然の中でアジサイを観賞することができます。
ライトアップされたあじさい園
徐々に空が暗くなってきました。
照明の灯りが暗闇にあじさい園を浮かび上がらせます。
斜面に咲くアジサイと朱色の山門。
杉の木の間で咲くアジサイもきれいですね。
どこを見てもアジサイがいっぱいです。
三室戸寺の照明は、灯りが強いので園内全体がとても明るかったです。
そのため、写真も撮りやすかったですよ。
ライトアップ中は、笛の演奏も行われていて、美しい音色があじさい園に響き渡っていました。
こういった演出があるのも嬉しいですね。
ライトアップされたあじさい園を一通り見たので、そろそろ三室戸寺から出ましょう。
参道では、源氏物語宇治十帖の行灯(あんどん)も灯っていましたよ。
三室戸寺のあじさい園は、過去にも拝観したことがありますが、ライトアップは今回初めて見ました。
予想していた以上に人が多く、園内は昼間よりも混雑していました。
落ち着いてアジサイを見たい方は、昼に拝観した方が良さそうですね。
ライトアップは混雑するので少し早めに訪れた方が良さそうですが、空が暗くなるのは午後7時30分頃からなので、あまり早すぎるとライトアップを楽しめません。
ちなみにあじさい園に入るのに15分ほど待ちましたよ。
なお、三室戸寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。