三室戸寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
三室戸寺
由緒
三室戸寺(みむろとじ)は、宝亀年間(770〜781年)に光仁天皇が、千手観世音菩薩を本尊として祀ったのが始まりとされる。山号は明星山。本山修験宗の別格本山。
千手観世音菩薩は、毎夜宮中に光が照らされることを不思議に思った光仁天皇が、その源を調べさせたところ、志津川上流の岩淵で出現したと伝えられている。
文明年間(1469〜1489年)に現在地に移転。
その後、天正元年(1573年)の槇島合戦で足利義昭を支援したことから、織田信長によって諸堂が焼かれた。
現在の堂宇は、文化年間(1804〜1818年)に再建されたものである。
本堂
文化2年に建立された重層入母屋造りの本堂。
日野有範の墓
親鸞の父である日野有範の墓。親鸞の娘の覚新尼が建立。
三重塔
府文化財に指定されている三重塔。
枯山水庭園
境内にある枯山水庭園。秋の紅葉が見どころ。
池泉回遊式庭園
境内にある池泉回遊式庭園。5月にツツジが見ごろを迎える。
アジサイ
境内には1万株のアジサイが植えられている。6月に見ごろを迎える。なお、三室戸寺は、紫陽花寺(あじさいでら)とも呼ばれている。
三室戸寺の所在地
〒611-0013
京都府宇治市莵道滋賀谷21(地図)
三室戸寺への行き方
京阪三室戸駅から徒歩約15分
※拝観料500円が必要。2月から7月中および11月中は1,000円。
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