3月末。
京都府宇治市に建つ平等院に参拝しました。
平等院は、初夏の藤やツツジが有名ですが、春の桜も美しい寺院です。
その桜を見ることが、今回の参拝の目的であります。
八重紅枝垂れ桜が見ごろ
平等院は、JR宇治駅から東に徒歩約10分の場所に建っています。
京阪電車の宇治駅からだと、南東に徒歩約10分ですね。
朱色の表門前にやってきました。
表門の近くには、拝観受付があるので、ここで拝観料600円を納めて表門をくぐります。
表門からすぐの場所に背の高いヤマザクラが植えられています。
すでにヤマザクラは、散り始めており、見ごろを若干過ぎていました。
ヤマザクラの奥に見える建物は観音堂です。
観音堂の反対側にやってきました。
ここでは、八重紅枝垂れ桜が見ごろを迎えていましたよ。
京都の八重紅枝垂れ桜は、例年4月10日頃が見ごろなのですが、2018年はソメイヨシノの開花が早かったためか、八重紅枝垂れ桜も非常に早く見ごろとなっています。
平等院と言えば、10円玉に描かれている鳳凰堂はしっかりと見ておきたいですね
阿字池越しに見る鳳凰堂は、平等院の定番の眺めです。
鳳凰堂の正面に近い場所に植えられている八重紅枝垂れ桜も満開。
私が平等院を訪れたのは午後2時過ぎでした。
鳳凰堂は東向きに建っているため、午後を過ぎると逆光がまぶしいです。
できることなら、午前中の早い時間帯に平等院を訪れた方が良いですね。
阿字池の両岸に植えられている桜の間から鳳凰堂を眺めます。
ここから見る鳳凰堂もきれいですね。
満開の八重紅枝垂れ桜と一緒に見る鳳凰堂。
正面から鳳凰堂を眺めた後は、鳳翔館に入り、平等院に伝わる様々な寺宝を鑑賞しました。
平等院に参拝した時は、鳳翔館にも入っておきましょう。
追加の拝観料は必要ないですよ。
鳳翔館を出て鳳凰堂の後ろ側にやってきました。
鳳凰堂脇のソメイヨシノが満開です。
ただ、境内全体で、ソメイヨシノは散り始めでした。
まだ3月なのに桜が終わりに近づくのが早いです。
浄土院近くに植えられているボケも、真っ赤な花をたくさん咲かせていましたよ。
浄土院にお参りを済ませ、その隣に植えられている八重紅枝垂れ桜の近くにやってきました。
この八重紅枝垂れ桜は、初瀬というそうです。
すでに初瀬も満開となっており、美しい紅色の花が枝にたくさん咲いていましたよ。
鳳凰堂をぐるっと1周して北側にやってきました。
晴天の日は、鳳凰堂が水面にきれいに映ります。
池のほとりのソメイヨシノも満開でしたよ。
平等院に参拝すると、鳳凰堂の周りを何度も歩きたくなります。
鳳凰堂は正面だけでなく、後ろも美しいので、どの角度から見ても楽しめますよ。
なお、平等院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。