11月下旬。
京都市右京区の嵯峨野に建つ清凉寺に参拝しました。
清凉寺は、初春の梅がきれいなお寺ですが、秋も美しい紅葉を見ることができます。
むしろ、嵯峨野は秋に大勢の観光客や旅行者の方が訪れるので、紅葉の方が有名かもしれませんね。
見ごろの紅葉がいっぱい
清凉寺の最寄り駅は、京福電車の嵐山駅です。
駅からは、北に5分ほど歩けば清凉寺の仁王門が見えてきます。
秋は道が混雑しているので、もう少し時間がかかりますね。
道路わきに真っ赤なモミジがありました。
その向こうには仁王門。
紅葉と仁王門
仁王門をくぐって境内へ。
やはり秋の行楽シーズンなので、参拝者がいつもより多めです。
境内
まずは、境内の中央やや北に建つ大きな釈迦堂にお参りです。
お参りを済ませた後は、釈迦堂の東側に建つ阿弥陀堂へ。
阿弥陀堂前の紅葉が見ごろを迎えていました。
阿弥陀堂と紅葉
阿弥陀堂から寺務所へと向かう参道脇の紅葉も見ごろ。
寺務所と紅葉
大方丈へと続く参道脇のモミジもきれいですね。
参道の紅葉
清凉寺のカエデは、釈迦堂と阿弥陀堂の近くに多く植えられています。
そのため、この辺りは秋になると真っ赤な空間となり、美しい紅葉風景を見せてくれるのです。
真っ赤なモミジ
特に日当たりの良い場所に植えられているカエデは、鮮やかな赤色に色付きます。
釈迦堂から大方丈へと続く廻廊の近くの紅葉も見ごろです。
廻廊と紅葉
でも、少し葉が少ない感じですね。
大方丈の前のカエデは、全ての葉が黄色に染まっていました。
黄色いモミジ
日差しを浴びている葉は金色に輝いていましたよ。
逆光で見るモミジ。
輝くモミジと阿弥陀堂
光り輝いていますね。
清凉寺では釈迦堂内の拝観もできます。
釈迦堂と大方丈を結ぶ回廊も歩けるので、そこから釈迦堂付近の紅葉を眺めることもできますよ。
また、廻廊の北側には弁天堂も建っており、その周囲の紅葉も廻廊から見ることができます。
私は以前に釈迦堂を拝観したことがあるので、今回は境内の紅葉を見て歩くだけにしておきました。
清凉寺は、釈迦堂と阿弥陀堂付近以外に多宝塔付近の紅葉もきれいです。
多宝塔と紅葉
多宝塔と一緒に眺める紅葉が見事なので、その前に立ち止まって見とれている参拝者の方も多いです。
多宝塔の南側には、茶店があり、あぶり餅をいただけますよ。
茶店の前に立派なカエデが植えられているので、休憩しながら紅葉を眺めるのも良いですね。
清凉寺は、境内に入るだけなら拝観料は必要ありません。
なので、嵯峨野に紅葉狩りに訪れた時は、清凉寺にも参拝しておきたいですね。
なお、清凉寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。