8月中旬。
京都市左京区の糺(ただす)の森を訪れました。
毎年この時期は、糺の森で、古本まつりが行われます。
今回、糺の森を訪れたのは、この古本まつりが目当てであります。
古本まつりの会場
京阪電車の出町柳駅から北に5分ほど歩き、糺の森の入り口にやってきました。
古本まつりの案内が出てますね。
期間は、8月11日から16日まで。
時間は、午前10時から午後5時30分ですが、最終日の16日は午後4時までとのこと。
糺の森に入ると、テントがたくさんありました。
古本まつりに訪れている人も、とても多いですね。
糺の森は、夏でも比較的涼しいので、この時期に古本まつりが行われても暑さが苦になりません。
また、私が訪れた日は、ここ最近では気温が低めだったこともあり、糺の森全体がさらにひんやりとしてましたよ。
すぐにでも古本探しをしたいところですが、その前に糺の森に鎮座する下鴨神社に参拝しておきましょう。
古本まつりのためか、下鴨神社も人が多め。
楼門をくぐって境内へ。
さすがに糺の森の木陰から出ると暑いですね。
日差しのせいで、ただ立っているだけでも汗が出てきます。
それでは、自分の干支の守り神にお参りです。
そして、本殿に参拝。
境内の北東にやって来ると、参拝者の方たちが御手洗池で足を浸して涼んでいました。
水占いを池に浮かべている方もいましたよ。
運勢はどうだったのでしょうか。
それにしても、御手洗池に足を浸すのは気持ちよさそうですね。
池の水位も上がっており、ひざ下まで水に浸かれそうでしたよ。
御手洗池のほとりの萩が、青々としています。
ちらほらと花も咲き始めているようです。
本殿に参拝を終えたので楼門の外に出ます。
久しぶりに連理の賢木(さかき)にもお参りをしておきましょう。
連理の賢木は、3本のうち2本が中ほどでくっついて1本になっている珍しい木です。
縁結びのご利益があると言われてますよ。
隣の相生社(あいおいのやしろ)も良縁のご利益を授けてくれるそうですから一緒にお参りしておくと良さそうですね。
ちなみに連理の賢木は、下鴨神社の七不思議のひとつです。
再び古本まつりの会場に戻ってきました。
それでは、古本探しを始めましょう。
糺の森の北側のお店から順番に本を見て廻ります。
私が探している本はなかなか見つかりませんね。
でも、1軒1軒じっくりと見ていくと、お目当ての本が見つかりました。
すぐに買おうと思ったのですが、この本は上下巻セットで販売とのこと。
すでに上巻を持っているので、下巻だけが欲しかったのですが。
上下巻セットで買って、上巻を古本屋で売ればいいかとも思ったのですが、上下巻セットで買いたい方が他にいるかもしれないと考えると、それはやめといた方が良さそうです。
それに値段が新品の半額だったので、上下巻セットを買うのも下巻だけ新品を買うのも同じ支出です。
結局、他の目当ての本も見つけることができず、1冊も買わずに帰ってきました。
以前にも、知恩寺で行われた古本まつりに行ったことがあるのですが、その時も何も買わずに帰宅しています。
こういった古本まつりでは、目当ての本を買おうとするのではなく、その場で手に取った本の中からおもしろそうだと思ったものを買うのが良さそうですね。
なお、下鴨神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。