10月中旬に京都市上京区の白峯神宮に参拝してきました。
白峯神宮は、球技の神さまとして崇敬されており、多くのスポーツ選手がお参りに訪れる神社です。
またサッカーのワールドカップやオリンピックなど、国際大会が行われる時期には、ファンの方たちも多く参拝しますね。
満面の笑顔の笑い龍
白峯神宮は、地下鉄今出川駅から今出川通を西に5分ほど歩いた辺りに建っています。
木造りの鳥居とその後ろにある神門をくぐり境内へ。
参道の正面には拝殿があります。
拝殿の後ろには、木々に埋もれるように本殿が建っています。
本殿には、スポーツ選手のサインや写真などが供えられています。
これらのお供えを見るだけでも、ファンの方なら嬉しくなることでしょう。
それでは、本殿にお参りです。
私が参拝した時には、スポーツクラブに通っているらしい小学生たちもお参りに来てましたよ。
本殿への参拝後は、境内の北東角に建つ潜龍社へ。
潜龍社は、昭和30年(1955年)11月23日の御火焚祭斎行中に火炎の中より出現した龍神を潜龍大神として祀ったのが始まりだそうです。
潜龍井に鎮座する潜龍大神は、家系にまつわる諸々の悪縁を水に流し「良縁」と成し、病気平癒、事業隆昌など寿福長命に霊験あらたかな神として崇敬されています。
潜龍社の前には、口を大きく開けた笑い龍がいます。
近づくと満面の笑顔。
笑い龍は、「笑いは、心の常備薬」を表現した石像だとか。
授けてくれるご利益は「笑い」です。
「水を掛けないでなでて御利益を頂いて下さい」と書かれていたのですが、「水を掛けて」と読みまちがえて、柄杓で水をすくって、何杯も笑い龍の頭にかけた後に撫でてしまいました。
これでは、笑いのご利益を授かれなかったかもしれません。
でも、潜龍社にお参りをしたので、寿福長命のご利益は授かれたことでしょう。
地主社と撫で鞠
潜龍社の南には、地主社(じしゅしゃ)があります。
地主社には、蹴鞠の神さまの精大明神(せいだいみょうじん)が祀られています。
球技を始めスポーツ全般の守護神なので、スポーツをされている方はしっかりとお参りをしておけば上達できるかもしれませんね。
また、蹴鞠はボールを落とさないこと、落ちないことから、学力を落とさない、試験に落ちないなど縁起が良いとされています。
なので、受験を控えている方も、お参りしておくと良いでしょう。
地主社の南にある蹴鞠の碑。
蹴鞠の碑の右上には撫で鞠があります。
球技上達の撫で鞠と言われており、一廻しすれば球運を授かれるそうです。
これで、最近はあまりやってないゴルフが上達するかもしれません。
拝殿には、活花がありました。
ススキと菊が秋らしいですね。
お参りを済ませたところで、白峯神宮から出ることにしましょう。
なお、白峯神宮の詳細については以下のページを参考にしてみてください。