7月下旬に京都市右京区の法金剛院に参拝してきました。
法金剛院では、毎年7月になると観蓮会が行われ、境内全域がハスで埋め尽くされます。
今回の参拝は、そのハスを観賞するのが目的であります。
池がハスだらけ
法金剛院の最寄り駅は、JR花園駅です。
駅を出て北西に3分も歩けば法金剛院の表門に到着します。
駅から見えているので、まず迷うことはないでしょう。
表門をくぐり中門の前にやってきました。
観蓮会の案内が出ていますね。
期間は7月31日までで、拝観受付は午前7時から午後3時30分です。
中門から拝観受付へと進み、拝観料500円を納めて境内へ。
参道脇には青色のキキョウの花が咲いていました。
参道の先は、いっぱいのハスで埋め尽くされた境内。
すぐにハスの花を観賞したいところですが、まずは礼堂に上がり、そこから仏殿へと進んで本尊の阿弥陀如来坐像にお参りです。
大きな阿弥陀さまを拝んでいると心が落ち着きますね。
再び礼堂に戻ります。
礼堂には、法金剛院のハスの写真がたくさん展示されています。
どの写真も、とても美しく、こんなハスの姿を撮影できたらいいのになと思いながら見入ってしまいましたよ。
礼堂から外に出て、いよいよハスの観賞です。
境内の東側にある大きな池が、一面ハスの葉で埋め尽くされていました。
以前に訪れた時は、こんなにたくさんのハスがなかったと思うのですが。
池の水が全く見えません。
夏空の下で見るハス
私が法金剛院に参拝したのは午後でした。
午前中は曇り空だったのですが、午後から晴れてきて暑くなってきました。
そのせいで、顔から汗が流れてきましたよ。
でも、境内の北東にある青女の滝に来ると、ひんやりとしていました。
ひとまず、滝の音を聞きながら、水の流れを見て涼みましょう。
池を泳ぐ鯉を見ていても、涼しい気分になりますね。
それでは本格的にハスを観賞しましょう。
池のほとりで、空を見上げるようにハスの花が咲いていました。
まるでグラスのようなハスの花。
こちらはキスゲ。
赤色と黄色が混ざった姿は夏らしいですね。
こちらは真っ白な花を咲かせたネール蓮です。
花は他のハスよりも大きめです。
花弁が完全に開き切っています。
全開のハス、今から花弁を開こうとしているハス、まだつぼみが固いハス。
こちらの白君子蓮も、これから咲き始めそうな感じです。
地面には、ハスの花が散っていました。
はかない景色であります。
トンボがハスの先に止まっています。
全然動きません。
トンボも、この暑さで疲れているのでしょうか。
白い雲の間からのぞく青空。
夏空の下で咲くハスの花は、清涼感を与えてくれますね。
私は午後から法金剛院に参拝しましたが、きれいなハスの花を見るなら午前中に訪れることをおすすめします。
なお、法金剛院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。