法金剛院を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
法金剛院
由緒
法金剛院は、平安時代初期に清原夏野が建てた山荘をその死後、寺に改め、双丘寺(そうきゅうじ/ならびがおかでら)と称したのが始まり。山号は五位山。律宗。
天安2年(858年)に文徳天皇が大伽藍を建立し、天安寺と改称。
その後、大治5年(1130年)に鳥羽天皇の中宮の待賢門院が復興し、寺名を法金剛院と改めた。
鎌倉時代に入って衰退するが、弘安2年(1279年)に円覚が再興し律宗に改宗している。
しかし、応仁の乱(1467年)で諸堂が焼失。
元和4年(1618年)に照珍が本堂などを再建。
明治時代に入って、山陰線が敷設されたことにより、寺地が縮小。
昭和45年(1970年)に発掘調査によって、庭園が復元された。
池泉回遊式庭園
昭和45年に復元された池泉回遊式庭園。夏になると蓮の花が咲く。
青女の滝
庭園にある青女(せいじょ)の滝。平安時代に林賢(りんけん)と静意(じょうい)が作ったもので、日本最古の人造の滝である。特別名勝に指定されている。長承2年(1133年)に完成。
法金剛院の所在地
〒616-8044
京都市右京区花園扇野町49(地図)
法金剛院への行き方
JR花園駅から徒歩約3分
※拝観料500円が必要。
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