5月中旬に京都市東山区の八坂神社にサツキを見に行った後、隣にある円山公園も訪れました。
今の時期の円山公園は、カエデの新緑、カキツバタ、サツキが美しく、東山散策の際は休憩がてら寄り道していきたいですね。
池の周囲の新緑
円山公園の最寄り駅は京阪電車の祇園四条駅です。
駅から四条通を東に5分ほど歩くと八坂神社が建っているので、その境内を通って東側の鳥居を抜けて行くのが近道です。
公園の中央にある池までやってきました。
私が訪れた日は、最高気温が30度になるかどうかいう5月にしては暑い日でした。
でも、この池を見ていると涼しく感じますね。
池のほとりで咲くカキツバタ。
すでに見ごろは過ぎており、花が乾燥し始めていました。
あと1週間ほど早く訪れれば、みずみずしい花を見れたでしょうね。
池の奥には東山がそびえています。
こうやって池と山を眺めていると、まるで、遠くの山も円山公園の一部のように思えてきますね。
見事な借景であります。
どこかの大寺院の庭園を思わせるような風景を誰でも無料で見れるのですから、すばらしい公園です。
池のほとりのカエデの新緑。
葉の色が少しずつ濃くなってきています。
新緑越しに見る池。
カエデの木が影を作ってくれているおかげで、とても涼しく感じましたよ。
池のほとりのサツキは、これから見ごろに向かいそうです。
5月下旬に訪れると、赤い花でいっぱいのサツキの刈込を見れそうですね。
青空と山々
池から東に向かいます。
青空と山を見ていると、少しずつ季節が夏に向かっているのがわかります。
日差しを浴びたカエデの木は、上の方の葉をオレンジ色に変えています。
池の西側では、祇園枝垂れ桜がたくさんの葉をつけて青々としていました。
この深緑色の葉を見ていると、生命力がみなぎっているように感じます。
そして、深緑色の祇園枝垂れ桜を見ていると、不思議と元気になってきます。
円山公園は、涼風が吹き抜けるので、夏でも意外と涼しいです。
日向にいると、さすがに暑いですが、木陰に入れば風が心地良いですね。
なので、夏の東山観光の際にも、円山公園での休憩はおすすめです。
公園の西側では、サツキが見ごろに近づいていました。
サツキの近くには枝垂れ桜があり、まるで日傘のようにサツキを日差しから守っているようでしたよ。