4月上旬に京都市中京区にある二条城に桜のライトアップを見てきました。
二条城には、城内の南側の桜の園と北側の清流園に多くの桜が植えられています。
ヤマザクラ、里桜、八重紅枝垂れ桜、ソメイヨシノなど約50品種の桜の木が200本ほどあるので見ごたえがあります。
桜の園のライトアップ
二条城は地下鉄二条城前駅からすぐの場所にあります。
駅を出ると、大きな石垣と濠が見えますから迷うことはありません。
お城の東側にある東大手門が拝観の入り口です。
ライトアップの拝観料は400円、和装の方はなんと無料です。
東大手門をくぐり、順路に従って進んでいくと、白色の仮設の壁と地面に桜模様のイルミネーションが映し出されていました。
なかなか幻想的であります。
唐門の前を横切り、西に進むと光のアーチがありました。
城内の南側の桜の園までやってきました。
桜の園では、暖色系の光が桜を照らしています。
満開の桜もありますが、咲き始めたばかりの枝垂れ桜もありました。
全体的には、もう少し日が経ってからの方が華やかだったのかもしれませんね。
ピンク色の光に照らされた桜。
妖艶な雰囲気があります。
清流園のライトアップ
桜の園の夜桜を見た後は、北に向かいます。
石垣や濠もライトアップされてます。
松もライトアップされていましたよ。
紫色、緑色、青色など様々な光に照らされた松の木は、何とも不思議な姿です。
暗闇の中で室内に明かりが灯った香雲亭と1本の満開の桜。
どことなく安心する夜景であります。
香雲亭近くの桜は、すでに満開になっていました。
清流園は東側に芝生が広がり、西側は池泉回遊式庭園となっています。
洋風庭園と和風庭園をあわせた和洋折衷の庭園で、建物、庭石、庭木などは河原町二条にあった旧角倉了以邸のものを無償で譲り受けています。
見ごろを迎えた枝垂れ桜もライトアップされています。
見上げれば、満開のソメイヨシノの天井。
城門の脇の背の高い枝垂れ桜も満開であります。
清流園の東には緑の園があり、その辺りは、どこを見ても桜が満開でした。
八重紅枝垂れ桜はまだ枝だけの状態でしたが、ソメイヨシノや早咲きの枝垂れ桜は、私が訪れた時がちょうど満開でしたよ。
2016年の春の二条城のライトアップは、4月17日まで行われています。
二条城の桜は品種が多いので、ライトアップ期間中はいずれかの桜がきれいな花を咲かせているはずです。
夜間拝観時は、城内の一部しか見ることができず、二の丸御殿の中にも入れません。
なので、二条城全体を見て回りたい方は、日中に訪れると良いでしょう。
なお、二条城の詳細については以下のページを参考にしてみてください。