11月下旬に京都市右京区の大覚寺の紅葉と嵯峨菊展を見た後、東隣にある大沢池（おおさわのいけ）を散策しました。
大沢池は、周囲が約1kmもある大きな池で、日本最古の人工の林泉です。
池の周囲には、多くのカエデが植えられているので、秋になると紅葉を楽しめます。
鏡のように景色が映し出される水面
大沢池の散策は志納制となっていますが、大覚寺を拝観した後は追加の支出は必要ありません。
なので、大沢池に訪れた時は、先に大覚寺を拝観しておきましょう。
大沢池の拝観受付で、大覚寺の拝観券を提示して、いざ散策開始。
前日の雨の影響で曇り空ではありましたが、時折、晴れることもありました。
晴れた時の大沢池の水面は、鏡のように周囲の景色を映し出します。
大沢池
大沢池を時計周りに歩きます。
大覚寺の五大堂付近の石垣沿いに植えられているカエデが、真っ赤に紅葉していました。
石垣付近の紅葉
心経宝塔（しんぎょうほうとう）の周囲のカエデは、まだ見ごろ前です。
心経宝塔の周囲の紅葉
この様子だと、真っ赤に色づくのは12月初旬でしょうか。
池の近くのカエデは、比較的色付きが早いようで、多くの葉がほぼ見ごろとなっていました。
真っ赤なモミジと鏡のような水面
太陽の光がモミジを照らした時の鮮やかな赤色。
そして、水面に映る雲。
都会では、なかなか見ることができない景色ですね。
大沢池の北側に架かる朱色の反り橋の辺りの紅葉は、見ごろ前です。
反り橋付近の紅葉
でも、反り橋付近にいらっしゃるお地蔵さまたちの脇のカエデは、真っ赤に色づいていましたよ。
お地蔵さまと紅葉
お地蔵さまたちの西側に建つ護摩堂周囲の紅葉も見ごろです。
護摩堂と紅葉
池の中央にある浮島は菊島です。
菊島越しに見るイチョウの黄葉
菊島の後ろにある黄葉したイチョウが池に映っています。
曇り空ではありましたが、嵐山がくっきりと見えました。
大沢池と嵐山
前日の雨のおかげで、空気が澄んでいます。
大沢池の南東にやってきました。
この辺りから対岸の心経宝塔を眺めるのは、大沢池散策の定番です。
大沢池越しに眺める心経宝塔
後ろの山の木々も紅葉が進んでいます。
紅葉越しに眺める五大堂も、なかなか風情がありますよ。
紅葉と五大堂
大沢池をぐるっと1周して、拝観受付に戻ってきました。
拝観受付近くの紅葉
ここのモミジは、きれいなオレンジ色や赤色に染まっていますね。
大覚寺は、人がとても多かったのですが、大沢池を散策している人はほとんどいませんでした。
多くの人がバスツアーで訪れていたので、大沢池を散策する時間がないのでしょうね。
おかげでのんびりと紅葉を見ながら散歩できましたよ。
なお、大覚寺の詳細については以下のページを参考にしてみてください。