大覚寺を紹介しています。
由緒、見どころ、所在地、最寄駅などの情報を掲載。
大覚寺
由緒
大覚寺は、嵯峨天皇の離宮であった嵯峨院を貞観18年(876年)に淳和天皇の皇后・正子内親王が寺に改めたのが始まり。寺号は清和天皇から賜ったもの。開山は恒貞親王(恒寂法親王)。山号は嵯峨山。真言宗大覚寺派の大本山。
その後、荒廃するが、文永5年(1268年)に後嵯峨天皇、正応2年(1289年)に亀山天皇、徳治2年(1307年)に後宇多上皇が入寺して、大覚寺統の仙洞御所となる。
大覚寺は応仁の乱(1467年)でも荒廃するが、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の援助を受けて復興された。
式台玄関
江戸時代に京都御所から移築された式台玄関。正面には、狩野永徳筆の「松に山鳥図」が描かれている。
宸殿
延宝年間(1673〜1681年)に後水尾天皇から下賜された宸殿。襖絵は、狩野山楽筆。前庭には、左近の梅と右近の橘が植えられている。
御影堂
嵯峨天皇、宇多天皇、恒貞親王、弘法大師の尊像が祀られている御影堂(みえどう)。
五大堂
大覚寺の本堂にあたる五大堂。嵯峨天皇が天下泰平、五穀豊穣を祈念して建てたもの。本尊の五大明王が祀られている。現在の建物は天明年間(1781〜1789年)に再建されたもの。
勅封心経殿
嵯峨天皇などの写経が奉祀されている勅封心経殿(ちょくふうしんぎょうでん)。
大沢池
日本最古の人造の池泉である大沢池(おおさわのいけ)。
大覚寺の所在地
〒616-8411
京都市右京区嵯峨大沢町4(地図)
大覚寺への行き方
JR嵯峨嵐山駅から徒歩約15分
市バス「大覚寺」からすぐ
※拝観料500円が必要。祇王寺との共通拝観券は600円。
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