5月中旬に京都市上京区の清浄華院(しょうじょうけいん)にお参りしてきました。
清浄華院は、浄土宗四ヵ本山のひとつに数えられています。
清浄華院の境内は、それほど四季折々の草花を楽しめるということはないのですが、たまたま近くを通りかかったので参拝していくことにしました。
名水が汲めるようになっている
清浄華院は、京都御苑の東に建っています。
最寄駅は、地下鉄今出川駅、または京阪出町柳駅です。
どちらの駅からでも、徒歩10分程度ですね。
清浄華院の入り口に到着。
山門の前にある「大本山 清浄華院」の石柱が堂々としていて、なんとなく威圧感を感じます。
山門をくぐって左側には不動堂が建っています。
清浄華院の不動堂には身代わり不動が祀られているので、まずはこちらにお参りです。
体調が悪い方は、不動明王が身代わりになってくれると伝えられているので、参拝しておきたいですね。
また、山門の右側には地蔵堂があります。
地蔵堂には、安産、子授けのご利益があると信仰されている梅宮大社(うめのみやたいしゃ)の本地仏であった子安地蔵が祀られています。
私が訪れた時には、戸が閉まっていたので、中には入りませんでした。
境内の中ほどに建てられて間もない手水舎があります。
この手水舎は、法然上人800年大遠忌記念として再建された「華水 手水舎」です。
手水鉢の隣には、華水が汲める金色の蛇口も設置されています。
ペットボトルを持っていなかったので、華水を汲めませんでしたが、今度、参拝に来た時には汲ませていただきましょう。
新緑、アヤメ、サツキ
蜂須賀桜は、すっかり青葉となっていました。
その蜂須賀桜を囲むようにアヤメの植木鉢が並んでいましたよ。
青色と白色のアヤメの花びらが初夏らしいですね。
本堂脇のカエデの新緑も色鮮やかであります。
透き通るような黄緑色のカエデの葉。
葉にまだ汚れが無くて、とても美しい色をしています。
本堂の脇では、赤色のサツキの花が咲き始めていましたよ。
見ごろになるのは、5月末から6月上旬でしょうか。
初夏の清浄華院は人が少なかったので、落ち着いてお参りできました。
やっぱりお寺の境内は静かな方が良いですね。
京都御苑に観光で訪れた時は、清浄華院にも参拝してはいかがでしょうか。
なお、清浄華院の詳細については以下のページを参考にしてみてください。