4月中旬。
京都市山科区の将軍塚大日堂に参拝してきました。
将軍塚大日堂では、2014年秋に青龍殿が完成し、京都市内最大級の舞台も設置されました。
この舞台は清水の舞台よりも規模が大きく、新たな京都の名所となるに違いありません。
また、将軍塚大日堂は、春の桜も有名で、4月中旬には八重紅枝垂れ桜が見ごろを迎えます。
青龍殿からの眺め
将軍塚大日堂へは、地下鉄蹴上駅からタクシーに乗って行くことになります。
歩いていくこともできますが、山道を30分ほど歩かなければならないので、車を利用した方が良いでしょうね。
蹴上駅の近くには、ウェスティン都ホテル京都があるので、タクシーを拾うのに難渋することはありません。
ちなみにウェスティン都ホテルから将軍塚大日堂までのタクシー料金は、1,000円ほどです。
大日堂の拝観受付に到着。
拝観料は500円です。
受付を済ませて青龍殿へと続く参道へ。
八重紅枝垂れ桜は、すでに散り始めています。
2015年は、ソメイヨシノの開花が早く、八重紅枝垂れ桜も例年より5日ほど早く咲き始めた感じだったので、散るのも早いのでしょう。
ヤマザクラは、半分以上花を散らしていました。
でも、樹形が立派なヤマザクラなので、花が散っていても見ごたえがありましたよ。
青龍殿前の八重紅枝垂れ桜も見ごろすぎですね。
曇り空だったので、濃い紅色の花が、どことなく薄暗く見えます。
それでは、青龍殿に入って不動明王にお参りをしましょう。
青龍殿へのお参りを済ませた後は、舞台から京都市街を眺めることに。
曇り空ではありましたが、見晴らしは良かったですよ。
舞台の下には知恩院も見えます。
北西に目をやると平安神宮も見えました。
神苑の八重紅枝垂れ桜が見ごろを迎えているようですね。
ちなみに平安神宮の大鳥居の近くから青龍殿を見上げることができますよ。
庭園の桜は終わりかけ
舞台から京都市街を眺めた後は、庭園へと向かいます。
青龍殿の近くのカエデの木には新緑。
その後ろには、ぎりぎり見ごろを保っている八重紅枝垂れ桜。
カエデの木に近づいてみると、赤い花が咲いていました。
庭園に向かう途中には、数本の桃の木が植えられており、ちょうど見ごろを迎えていました。
白い花やピンク色の花が満開です。
将軍塚もしっかりとみておきましょう。
平安遷都の際に築かれた将軍塚は、今でも、京都の街を守護してくれています。
展望台に上がって将軍塚を見下ろすと、八重紅枝垂れ桜と桃も目に入ってきました。
上からだと、まだまだ八重紅枝垂れ桜も、見ごろを保っているように見えますね。
庭園に入ります。
地面に敷き詰められた苔の上には、ソメイヨシノの花びらが無数に散っていました。
まるで雪が積もったかのようです。
石庭付近のカエデも、青葉をつけ始めていました。
そろそろ庭園の主役は、桜から新緑に移る頃ですね。
ミツバツツジは見ごろ。
他にも庭園内では、遅咲きの八重桜が咲き始めていましたよ。
庭園を出て駐車場へ。
駐車場では、真っ白な八重桜が満開となっていました。
帰りもタクシーを呼ぼうと受付でタクシー会社の電話番号を教えてもらったのですが、どのタクシー会社に電話をかけても全然つながりませんでした。
仕方なく、歩いて下山です。
途中で運よくタクシーを拾えたので良かったのですが、もしもタクシーを拾えなかったら山道を30分も歩いて下りなければならないところでした。
将軍塚大日堂にタクシーで行く際は、貸し切りにするか、参拝を終える頃に迎えに来てもらうように来るときに乗ったタクシーの運転手に伝えておいた方が良さそうですね。